Pythonの勉強をしたくて、入門者向けのアプリを探している、という方はいますか。スマホアプリを使えば、通勤電車の中でもPythonを学ぶことができます。仕事が忙しい方は特に、アプリを使って勉強するのがおすすめですね。
本記事では、Pythonのおすすめ入門アプリをまとめました。加えて、Python入門者がアプリを使うメリット・デメリットも解説しています。
本記事を読むことで、Pythonを学ぶにあたってどのアプリを使えば良いのかが分かります。Python入門者の方は、ぜひ本記事をお読みください。
Python入門でアプリを使うメリット・デメリット
スマホアプリで勉強するのは、良い面と悪い面があります。必ずしもスマホアプリで勉強した方が良いとは限りません。
そこで、Python入門者がスマホアプリで勉強するメリット・デメリットをまとめました。Pythonの勉強法について悩んでいる方は、参考にしてください。
メリット
Python学習でアプリを使うメリットは、隙間時間を有効活用できることです。仕事や勉強が忙しい方は、中々プログラミング学習の時間が取れないかと思います。しかし、アプリならスマホでいつどこでも手軽に勉強可能です。
たとえば、通勤電車の中やちょっとした待ち時間や会社の昼休みなどにアプリを開いて勉強することができます。スマホさえあれば良く、本を広げるためのスペースも必要ありません。
10分の隙間時間が12回あれば、2時間勉強したということになります。Pythonで簡単なアプリが作れるまでの勉強時間の目安は、300時間と言われているので、半年未満で到達できるという訳ですね。まさしく、塵も積もれば山となるという感じです。
デメリット
Python学習でアプリを使うデメリットは、学習管理が難しいことです。書籍で勉強する場合「今日は10ページ進めた」など、自分の進捗が明らかに分かります。しかし、スマホで隙間時間に勉強する場合、今までどれぐらい学習したのか、分からなくなってしまいがちです。
また、アプリだとサクサクと進められる分、分からない箇所があっても、飛ばしがちです。プログラミング学習は、1つでも分からないことがあると、どんどん分からない箇所が増えていきます。そのため、アプリを使う場合、分からない箇所はメモっておき、後日ゆっくり書籍などで調べる、といった工夫が必要でしょう。
加えて、アプリの場合Pythonの全てを網羅している訳ではありません。アプリだけでは、断片的な知識しか身につかない場合もあります。アプリだけでは身につけられない知識は、やはり書籍などで補完する必要があるでしょう。
Pythonが学べるアプリ5選
アプリには様々な種類があります。その中でも、Pythonが学べるおすすめアプリを5つまとめました。
・Udemy
・Schoo
・Progate
・Udacity
・Pythonプログラミング入門
これら5つのアプリは、人気が高い上に教材の質も高いです。1つ1つのアプリの特徴について、詳しく解説していきますね。
Udemy
引用元:Udemy
Udemyは登録者4000万人以上の、有名な動画学習プラットフォームです。UdemyにはIT系のスキルを始め、業務に使える幅広いことを学べる動画が用意されています。Udemyはスマホアプリも実装されているため、スマホからでも利用が可能です。
Udemyの特徴は、実践に近いスキルに関する動画が多いことです。現在トレンドとなっている技術を、しっかり網羅しています。そのため、Pythonに関する動画も充実していますね。
たとえば、Pythonでのスクレイピング方法やデータ分析、機械学習に関する動画があります。これらの動画を観ることで、Pythonの文法を知るだけでなく、「Pythonを実務でどう活かすか」も知ることができるでしょう。
Udemyの動画は1万円を超えるものが多いです。しかしキャンペーンをかなりの頻度で行っており、1000円代で購入できる場合もあります。Udemyを活用するなら、キャンペーン時を狙うのが良いですね。
Schoo
引用元:schoo
Schooは現在注目されている動画学習プラットフォームです。Schooの特徴は生放送機能が追加されていることです。生放送の講座は無料で受講できるので、かなりコストパフォマンスに優れています。
更に過去の講座も月額980円を支払えば、視聴が可能です。動画内容としては、Pythonの基礎文法から、機械学習、データ分析など様々なものがあります。現状動画数は少ないですが、今後増えていくと推測されます。
Progate
引用元:Progate
ProgateはPython初心者向けの学習アプリです。月額980円で、全ての教材を閲覧することができます。Progateにある教材を見ながら、自学自習することが可能です。
Progateの教材は非常に分かりやすいと評価が高いです。Pythonのややこしい部分に関しても、イラストや会話文を交えながら上手く説明してくれています。
Python入門者の場合、隙間時間を使ってProgateの教材を何度も繰り返し見直すのが良いでしょう。Progateの教材を一通り完了させれば、Pythonの基礎は身についていると言えますね。
Udacity
引用元:Udacity
Udacityは、海外で作られたプログラミング学習プラットフォームです。Udacityの特徴は、海外の一流企業で活躍するエンジニアから、直接トレンド技術を学べることです。
Pythonの基礎は抑えたので、更に深い知識を身につけたいという場合におすすめでしょう。上級者向けの学習アプリと言えますね。
ただしUdacityの動画は全て英語となっています。また、日本語の字幕もついていません。そのため、Udacityを使うのであれば、英語が理解できる必要があります。その点だけは注意しましょう。
Pythonプログラミング入門
https://utokyo-ipp.github.io
Pythonプログラミング入門は、無料で使うことができる学習アプリです。3択で出題されるクイズに答えていくことで、Pythonの基礎を見つけることができるというものです。
問題は簡単なものから順に出題されますので、未経験者でも着実にステップアップすることができます。全部で7章に分かれており、7章まで全て終わらせることができれば、Pythonの基本は身についていると言えますね。
クイズに答えるだけなので、電車の中などでも手軽に学習が可能です。
Python学習はアプリの“併用”がおすすめ
Python学習を効率的に行うなら、アプリの併用がおすすめです。なぜなら、1つのアプリだけ使っても、Pythonの全てを学ぶことはできないからです。
たとえば、UdemyはPythonの一部について深堀りする動画はありますが、基礎を一通り網羅している訳ではありません。逆にProgateはPythonの基礎は完全網羅していますが、ライブラリの使い方やデータ解析方法など、Pythonの応用に関しては解説されていないです。
Pythonエンジニアとして一人前になるなら、複数のアプリを活用しそれぞれの弱点を補うのが良いでしょう。
おすすめの学習ツールの組み合わせ
Pythonはアプリを使う以外にも、様々な学習方法があります。アプリと他の学習ツールを組み合わせることで、更に効率的な学習が可能になるでしょう。特におすすめの学習ツールの組み合わせは、次の3つです。
・アプリ×書籍
・アプリ×teratail
・アプリ×Pythonドキュメント
アプリ×書籍
学習アプリと書籍の組み合わせはおすすめです。通勤時間は学習アプリで手軽に勉強し、分からない箇所をメモしておきます。自宅に帰ったら分からない箇所を書籍で調べる、といった使い分けが良いですね。
書籍はPythonの基礎を余すことなく網羅しています。学習アプリだけでは勉強しきれない部分を、書籍で補完することができるでしょう。
アプリ×teratail
引用元:teratail
teratailとは、プログラミングに関する質問ができるサイトです。学習環境と質問内容をサイトに書き込むことで、有志の方が回答を返してくれます。
学習アプリを使っていて、分からないことがあれば、質問サイトを使いましょう。特にteratailは利用者数も多く、質問の答えが返ってきやすいのでおすすめですね。
アプリと質問サイトの組み合わせも、非常におすすめできます。
アプリ×Pythonドキュメント
https://docs.python.org/ja/3/
Pythonの公式ドキュメントは、英語で書かれており、英語が読めない方は活用することができません。しかし、日本Pythonユーザー会が、公式ドキュメントを日本語に訳したものがあります。そちらを活用するのが良いです。
関数の使い方など、アプリを使っていて分からない点があれば、Pythonドキュメントで調べることも可能です。Pythonドキュメントの内容は信頼性が高く、安心して利用できます。
『Tech Teacher』3つの魅力
魅力1. オーダーメイドのカリキュラム
『Tech Teacher』では、決められたカリキュラムがなくオーダーメイドでカリキュラムを組んでいます。「質問だけしたい」「相談相手が欲しい」等のご要望も実現できます。
魅力2. 担当教師によるマンツーマン指導
Tech Teacherでは、完全マンツーマン指導で目標達成までサポートします。
東京大学を始めとする難関大学の理系学生・院生・博士の教師がが1対1で、丁寧に指導しています。
そのため、理解できない箇所は何度も分かるまで説明を受けることができます。
魅力3. 3,960円/30分で必要な分だけ受講
Tech Teacherでは、授業を受けた分だけ後払いの「従量課金制」を採用しているので、必要な分だけ授業を受講することができます。また、初期費用は入会金22,000円のみです。一般的なプログラミングスクールとは異なり、多額な初期費用がかからないため、気軽に学習を始めることができます。
まとめ
・魅力1. 担当教師によるマンツーマン指導
・魅力2. オーダーメイドのカリキュラム
・魅力3. 3,960円/30分で必要な分だけ受講
質問のみのお問い合わせも受け付けております。
まとめ
本記事では、入門者向けのPython学習アプリについて解説しました。どのようなアプリを使えば良いのか、お分かり頂けたかと思います。
スマホアプリは、隙間時間や通勤時間に勉強するのに最適です。しかし、よりPythonの知識を深めるなら、複数のアプリを併用したり、他の学習ツールと組み合わせたりする必要があるでしょう。