0から学ぶ【Python基礎】

Pythonの出力関数printの要点を徹底解説!基本〜応用

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3章ではPythonで数値や文字列を出力するためのprint関数について解説します。

これから登場するプログラムは、自分の手で書いてみることをおすすめします。

数字や文字を変えたりして出力がどのように変化するか試してみることも、学習の手助けとなります。

本連載講座【Python 基礎編】では、「プログラミング未経験の方」が挫折せずにPythonの基礎を学ぶことができます。

プログラミングを始めて学ぶ方が理解できるよう、丁寧に解説しています。

さらに、学んだ内容を身につけるための演習問題も用意しています。

・Pythonを挫折せずに学習したい

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このような考えを持っている方は、Tech Teacherが運営する【Python 基礎編】を用いて、Pythonの学習をすることをお勧めします!

<目次>

1章:Pythonの特徴・概要
2章:環境構築と基本操作
3章:出力関数print()
4章:数値の型(int、float)と算術演算子
5章:文字列の操作(len・抽出・結合)
6章:真偽値(True・False)・論理演算(AND、OR、NOT)・比較演算子
7章:変数
8章:if文による条件分岐
9章:リストと辞書
10章:for・whileによる繰り返し(ループ)処理
11章:関数の作り方・使い方
12章:クラスとモジュール


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数値と文字列の出力

print関数の使い方

Pythonで数値や文字列を出力するためには、『print()』という関数を用います。(「関数」については11章で詳しく解説します。)

では、print関数の具体的な使い方を見てみましょう。

以下のようなプログラムを書き、実行してください。

print('Hello, World!')
print(57)
print('こんにちは世界')
Hello, World!
57
こんにちは世界

ここで注意しておきたいのが、Pythonでは数値と文字列は別のものとして扱われるという点です。

数値とは整数浮動点小数(4章で解説)のことです。

一方文字列とは、数値以外のひらがなやアルファベットなどの、複数の文字の並びから構成されるものです。

Pythonでは、文字列はシングルクォーテーション(‘)またはダブルクォーテーション(“)で両端を囲む必要があります。

print関数と改行

print関数は実行する度に改行をおこなうことに注意しましょう。

print("Hello, World!")
print("1回ごとに改行される")
Hello, World!
1回ごとに改行される

また、文字列を途中で改行したいときは、『\n』を改行部分に入れます。

(『バックスラッシュ』+『n』、環境によってはバックスラッシュでなく円マークが表示されますが意味は同じです。)

バックスラッシュはWindowsでは\キー、MacではAlt+\キーで入力できます。

print("改行\nされる")
改行
される

formatメソッド

formatメソッドは出力の書式を整えるために使用します。基本的にprint関数と組み合わせて用います。

formatメソッドは文字列のあとに.format()と書いて使います。

print('私の名前は{}です。'.format('太郎'))
print('この{}の長さは{:.3f}cmです。'.format('人参', 12.34567890))

# 小数第3位まで表示
# 「#」で1行分コメントアウトできます。
私の名前は太郎です。
この人参の長さは12.346cmです。

文字列中に{}(中かっこ)を入れて、{}の部分に値や文字列を埋め込むことができます。

1つの文字列に複数の{}を入れると、コンマ(,)で区切られたものが順に埋め込まれます。

また{}内で書式を指定することで、数値を出力するときに表示する桁数などを指定できます。

『Tech Teacher』3つの魅力

魅力1. オーダーメイドのカリキュラ

『Tech Teacher』では、決められたカリキュラムがなくオーダーメイドでカリキュラムを組んでいます。「質問だけしたい」「相談相手が欲しい」等のご要望も実現できます。

    魅力2. 担当教師によるマンツーマン指導

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    まとめ

    ・魅力1. 担当教師によるマンツーマン指導

    ・魅力2. オーダーメイドのカリキュラム

    ・魅力3. 3,960円/30分で必要な分だけ受講

    質問のみのお問い合わせも受け付けております。

    3章の練習問題

    以下の練習問題を解いてみましょう。

    練習問題

    問1. 数値の「123」と文字列の「123」をそれぞれprint関数を用いて出力してください。

    問2. 以下のような文章を出力するプログラムを書いてください。ただし、年月日の数字はformatメソッドで埋め込んでください。

    私の誕生日は1980年12月9日です。

    解答

    問1(クリックして解答を表示)

    # 数字でも''または""で囲めば文字列扱いとなる
    print(123)
    print('123')

    問2(クリックして解答を表示)

    print('私の誕生日は{}年{}月{}日です'.format(1980, 12, 9)


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