0から学ぶ【Python基礎】

int型・float型とは?Pythonの数値型と演算子を解説

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4章ではPythonにおける数値の型算術演算子について解説します。

数値の型については、「int型」「float型」について紹介します。

算術演算子についは、足し算・引き算・掛け算・割り算などの演算をPythonで実行する方法について説明します。

本連載講座【Python 基礎編】では、「プログラミング未経験の方」が挫折せずにPythonの基礎を学ぶことができます。

プログラミングを始めて学ぶ方が理解できるよう、丁寧に解説しています。

さらに、学んだ内容を身につけるための演習問題も用意しています。

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このような考えを持っている方は、Tech Teacherが運営する【Python 基礎編】を用いて、Pythonの学習をすることをお勧めします!

<目次>

1章:Pythonの特徴・概要
2章:環境構築と基本操作
3章:出力関数print()
4章:数値の型(int、float)と算術演算子
5章:文字列の操作(len・抽出・結合)
6章:真偽値(True・False)・論理演算(AND、OR、NOT)・比較演算子
7章:変数
8章:if文による条件分岐
9章:リストと辞書
10章:for・whileによる繰り返し(ループ)処理
11章:関数の作り方・使い方
12章:クラスとモジュール


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整数と浮動点小数

数値の型

Pythonの数値には複数の型があり、主に使うのは以下の2つです。

整数型(int)
浮動小数点型(float)

整数型は名前の通り整数のことです。

例えば、1, -10, 0, 57などはすべて整数型です。

浮動小数点型は簡単に言うと小数点を含む数値のことです。

例えば、1.23, -0.5, 1.0などはすべて浮動小数点型です。(1.0なども浮動小数点型であることに注意)

Pythonで型を確認するにはtype()を使います。

print(type(1))
print(type(1.23))
<class 'int'>
<class 'float'>

数値の型変換

int型とfloat型は、相互に変換することができます。

int()で整数型に、float()で浮動小数点型に変換できます。

float型をint型に変換するとき、小数点以下は切り捨てられるので注意しましょう。

print(int(2.718))
print(type(int(2.718)))
print(float(100))
print(type(float(100)))
2
<class 'int'>
100.0
<class 'float'>

四則演算・その他の算術演算子

主な算術演算子

算術演算子とは『+』や『-』などの、数値計算を行うための演算子のことです。

Pythonの算術演算子は以下の通りです。

算術演算子 説明
+ 足し算
引き算
* 掛け算
/ 割り算(結果は浮動点小数型)
// 割り算の商
% 割り算の余り
** べき乗

〇Pythonの計算において、int型とfloat型の計算結果はfloat型となります。
割り算の結果はfloat型です。

以下のプログラムで計算結果を確認してみましょう。

print(1 + 1)
print(8 - 5)
print(3 * 19)
print(9 / 4)
print(9 // 4)
print(9 % 4)
print(2 ** 3)
2
3
57
2.25
2
1
8

算術演算子の優先順位

Pythonの計算は基本的に左から順に処理されていきます。

しかし、算数で足し算より掛け算を先に計算するのと同じように、算術演算子には優先順位が存在します。

算術演算子の優先順位は以下の通りです。

  1. ** (べき乗)
  2. *, /, //, % (掛け算, 割り算, 割り算の商, 割り算の余り)
  3. +, (足し算, 引き算)

具体例を見てみましょう。

print((1 + 2) ** 2 * 3)
27

この例では、()内の足し算→べき乗→掛け算の順に計算が行われていることが分かります。

式が複雑になると可読性が下がるので、実際にプログラムを書くときは、適宜()を使って式を見やすくすることを意識しましょう。

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魅力1. オーダーメイドのカリキュラ

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    まとめ

    ・魅力1. 担当教師によるマンツーマン指導

    ・魅力2. オーダーメイドのカリキュラム

    ・魅力3. 3,960円/30分で必要な分だけ受講

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    4章の練習問題

    以下の練習問題を解いてみましょう。

    練習問題

    問1. Pythonで以下の計算をした場合、計算結果がint型とfloat型のどちらになるかを答えてください。

    (1) 5 + 3.0
    (2) 10 / 3
    (3) 10 % 3
    (4) 0.5 * 2

    問2. 12345678923456で割った余りを求めるプログラムを書いてください。

    解答 

    問1(クリックして解答を表示)

    (1) float型
    (2) float型
    (3) int型
    (4) float型

    問2(クリックして解答を表示)


    print(123456789 % 23456)
    7861


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