こんにちは!Tech TeacherのKids Blog編集部です。
大人気ゲーム『マインクラフト』に興味があるお子さんや保護者の方で、このようなお悩みはありませんか?
「マイクラでクロック回路を作る方法は?」
「最小サイズのクロック回路は?」
そのようなお悩みをお持ちの方に向けて、本記事では「マイクラでクロック回路を作る方法」「最小サイズでできるクロック回路」についてご紹介します。
本記事を読むと、クロック回路を作る6つの方法がわかるので、矢を連射するような装置を作るのに便利ですよ。
ぜひ最後までお読みください!
レッドストーン回路で使用するアイテム一覧を知りたい方は、こちらもご覧ください。
【マイクラ】クロック回路6つを動画で紹介!
こちらの動画では、6種類のクロック回路を作る方法をご紹介しています。
最小サイズのクロック回路も2つご紹介しているので、小型の自動装置も作れるようになりますよ!
ぜひご覧ください。
【マイクラ】クロック回路とは?
マイクラの「クロック回路」とは、レッドストーンを使って一定間隔で信号を発生させる(オンとオフを繰り返す)装置のことを言います。
クロック回路を使用すると、連続でレッドストーン信号を送れるので、自動化された装置やトラップ、機械のタイミングを制御するのに利用できます。
今回紹介するクロック回路は以下のとおりです。
【マイクラ】コンパレーターを利用したクロック回路
マイクラのコンパレーターを利用したクロック回路について解説します。
コンパレーターを利用したクロック回路の特徴
コンパレーターを利用したクロック回路は、コンパレータのみでクロック回路ができます。
コンパレーターが備えている減算モードという機能でクロック回路にできます。
減算モードは最初の信号Aと戻ってきた信号Bを引き算し、A-Bの信号を送るモードのことです。
マイクラのレッドストーン信号は強さ15から発信され、1ブロック進むと信号の強度が1つ少なくなります。
上に向かう信号は強さ12でピストンに届きます。そして、右から届く信号は13の強さになり、減算モードでは(15-13=2)の強さになります。
強さ2からレッドストーン信号が発信されるので、上に向かう信号は強さ0になり、ピストンに届きません。
2回目に右から届く信号は強さ0なので、減算モードの方は(15-0=15)になります。そして、上に向かう信号は強さ15になり、右から届く信号は13になります。
再び減算モードが(15-13=2)となり、1回目と同じようなループが永遠に繰り返されるため、クロック回路ができます。
また、コンパレーターを利用したクロック回路では、リピーターを挟むことで速度変化に対応できます。
リピーターが多くなると信号も遅くなります。
コンパレーターを利用したクロック回路の作り方
コンパレーターを利用したクロック回路の作り方を紹介します。
ここで使用するアイテムは以下のとおりです。
- レッドストーンダスト
- レッドストーンコンパレーター
- レバー
- 出力装置(粘着ピストン)
- 出力装置(粘着ピストン)とレッドストーンダスト(3マス以上)を設置
- レッドストーンコンパレーター(向きに注意)とレバーを設置
- レッドストーンコンパレーターの横からレッドストーンダストを設置
- レッドストーンコンパレーターのランプを置くボタンで点灯
- レバーをオンにするとクロック回路の完成
クロック回路によって、ピストンが一定の間隔で動作します。
コンパレーターを利用したクロック回路が作動しない例
出力装置から3マス未満にレッドストーンダストを設置すると、常にオンの状態になり、クロック回路になりません。
レバー側にレッドストーンダストをつなげてもクロック回路になりません。
横からつながるレッドストーンダストの距離が長い場合もクロック回路になりません。
この場合は、レッドストーンリピータをつなげることで、クロック回路になります。
【マイクラ】リピーターを利用したクロック回路
マイクラのリピーターを利用したクロック回路について解説します。
リピーターを利用したクロック回路の特徴
リピーターを利用したクロック回路は、リピーターのみでクロック回路を作れます。
レッドストーン信号を流すとリピーターの向かう方向に信号が流れ、円を描くように信号が流れ続けます。
リピーターを利用しているので、速度も変化できますが、リピーターのレバーを同じ幅に設定しないとクロック回路にならないので気を付けてくださいね。
リピーターのみのクロック回路は、すぐにスイッチをオン・オフしないと信号が流れ続けるため、クロック回路になりません。
「リピーターを利用したクロック回路」を使用する場合は、レバーを瞬時に切り替えましょう。
リピーターを利用したクロック回路の作り方
リピーターを利用したクロック回路の作り方を紹介します。
ここで使用するアイテムは以下のとおりです。
- レッドストーンダスト
- レッドストーンリピーター
- レバー
- 出力装置(粘着ピストン)
- 出力装置(粘着ピストン)とレッドストーンダストを設置
- レッドストーンリピーター2つ(向きに注意)とレバーを1つ設置
- レバーをオンにして、すぐにオフにする
レバーのオン・オフをすぐに切り替えないとクロック回路が起動しないので気を付けてくださいね。
【マイクラ】レッドストーントーチを利用したクロック回路
マイクラのレッドストーントーチを利用したクロック回路について解説します。
レッドストーントーチを利用したクロック回路の特徴
レッドストーントーチを利用したクロック回路は、レッドストーントーチのオン・オフを利用しています。
レッドストーントーチからの信号が自分のブロックにたどり着くとレッドストーントーチがオフになります。
レッドストーントーチを設置したブロックの信号がなくなるので、レッドストーントーチが再びオンの状態になり、再び信号が流れます。
これを繰り返すことで、クロック回路になります。
また、レッドストーンリピーターを使用しているので、速度を制御できる便利なクロック回路です。
レッドストーントーチを利用したクロック回路の作り方
レッドストーントーチを利用したクロック回路の作り方を紹介します。
ここで使用するアイテムは以下のとおりです。
- レッドストーントーチ
- レッドストーンダスト
- レッドストーンリピーター
- レバー
- 出力装置(粘着ピストン)
- 丸石
- 出力装置(粘着ピストン)とレッドストーンダストを設置
- レッドストーンリピーター(向きに注意)と丸石を設置
- 丸石の側面にレッドストーントーチを設置
- 丸石のあいている側面にレバーを設置
- レッドストーントーチを利用したクロック回路の完成
レッドストーンリピーターでクロック回路のオン・オフの速度が変えられます。
【マイクラ】レッドストーンブロックを利用した最小サイズのクロック回路
マイクラのレッドストーンブロックを利用したクロック回路について紹介します。
レッドストーンブロックを利用したクロック回路の特徴
レッドストーンブロックを利用したクロック回路は、レッドストーンブロックにレッドストーンダストが反応して、出力装置(粘着ピストン)が作動します。
3ブロックという最小空間でクロック回路ができるため、小さな装置を作る際にも対応できます。また、クロック回路の速さも高速です。
レッドストーンブロックを利用したクロック回路の作り方
レッドストーンブロックを利用したクロック回路の作り方を紹介します。
ここで使用するアイテムは以下のとおりです。
- レッドストーンダスト
- レッドストーンブロック
- レバー
- 出力装置(粘着ピストン)
- 丸石
- 出力装置(粘着ピストン)とレッドストーンブロックを設置
- 丸石とレッドストーンダストを設置(この時点で動きます)
- レバーを設置する
- レッドストーンブロックを利用したクロック回路の完成
最大3マス分しか使わないので、最小サイズのクロック回路です。
【マイクラ】ホッパーを利用したクロック回路
マイクラのホッパーを利用したクロック回路について紹介します。
ホッパーを利用したクロック回路の特徴
ホッパーを利用したクロック回路は、ホッパー同士のアイテムの流れを動力として利用します。
ホッパーはアイテムを輸送するときに使うアイテムです。ホッパー同士をつなぐとホッパー内で交互に移動します。
その動きをレッドストーンコンパレーターで検知して出力装置(粘着ピストン)を動かします。
1つの出力装置(粘着ピストン)を動作させたい場合は4ブロック必要です。
2つの出力装置(粘着ピストン)を同時に動かしたい場合には、6ブロック必要です。
出力装置(粘着ピストン)の速度が遅いので、速く動かしたい場合には向いていません。
ホッパーを利用したクロック回路の作り方
ホッパーを利用したクロック回路の作り方を紹介します。
ここで使用するアイテムは以下のとおりです。
- レッドストーンコンパレーター
- レバー
- 出力装置(粘着ピストン)
- ホッパー
- 丸石
- 出力装置(粘着ピストン)とレッドストーンコンパレーターを設置
- 丸石を設置して、丸石に向かってホッパー1つ目を設置(しゃがむボタンを押しながら)
- 丸石を壊して、ホッパー1つ目に向かってホッパー2つ目を設置(しゃがむボタンを押しながら)
- ホッパーにアイテムを入れる
- ホッパーを利用したクロック回路の完成
2つのホッパーにアイテムが移動するため、レッドストーンコンパレーターが反応します。
粘着ピストンの動きを止めたい場合は、ホッパーの横にレバーを設置して、制御できます。
【マイクラ】オブザーバーを利用したクロック回路
マイクラのオブザーバーを利用したクロック回路について紹介します。
オブザーバーを利用したクロック回路の特徴
オブザーバーを利用したクロック回路は、オブザーバーの顔を向かい合わせることで、お互いのオブザーバーが状態異常を検知し、レッドストーン信号を発信します。
オブザーバーは、顔の部分が状態変化を検知すると、レッドストーン信号を送るアイテムです。
オブザーバー利用したクロック回路は、ブロック3つで出力装置(粘着ピストン)が動かせる最小のクロック回路です。そのため、省スペースで装置を作りたい場合に利用できます。
オブザーバーを利用したクロック回路の作り方
オブザーバーを利用したクロック回路の作り方を紹介します。
ここで使用するアイテムは以下のとおりです。
- オブザーバー
- 出力装置(粘着ピストン)
- オブザーバーを向かい合わせに設置
- 出力装置(粘着ピストン)を2つ設置(設置時点で動きます)
- オブザーバーを利用したクロック回路の完成
粘着ピストンを片方だけ止めたい場合は、粘着ピストンにレバーを設置してオフにできます。
両方止めたい場合はレッドストーンダストをつなげると制御できます。
マイクラのクロック回路で自動回路を作ってみよう!
今回は、マイクラのクロック回路について解説しました。まとめると、以下のようになります。
- コンパレーターを利用したクロック回路は速度変化が簡単にできる
- リピーターを利用したクロック回路は製作が簡単にできる
- レッドストーントーチを利用したクロック回路は速度変化に対応している
- レッドストーンブロックを利用したクロック回路は最小サイズでできる
- ホッパーを利用したクロック回路は一定の速さで動く
- オブザーバーを利用したクロック回路は製作が簡単にできる
本記事を参考に、さまざまなクロック回路を製作して、自動装置に役立ててください。