こんにちは!Tech TeacherのKids Blog編集部です。
大人気ゲーム『マインクラフト』に興味があるお子さんや保護者の方で、このようなお悩みはありませんか?
「インベントリのアイテム整理がめんどくさい」
「大量のアイテムを分けておきたい」
そのようなお悩みをお持ちの方に向けて、本記事では「自動仕分け機の作り方」「3つの自動仕分け機アレンジ」についてご紹介します。
本記事を読むと、自動仕分け機の作り方が作れので、アイテム整理が楽になりますよ。
ぜひ最後までお読みください!
自動装置を一覧で確認したい方は、こちらの記事もご覧ください。
【マイクラ】動画で解説!自動仕分け機の作り方
こちらの動画では、自動仕分け機の作り方や仕組み、規模を大きくする方法を紹介しています。
「ごちゃごちゃしたアイテムの整理をしたい!」と思っている方は必見です!
【マイクラ】自動仕分け機について
マイクラの自動仕分け機について紹介します。
- 自動仕分け機について
- 自動仕分け機の使い道
自動仕分け機について
「自動仕分け機」は、アイテムを自動でチェストへ整理する装置です。
プレイ時間が長くなるほど、アイテム整理は面倒になります。
やりたいことに集中するために、前もって作っておくと便利ですよ。
自動仕分け機の使い道
自動仕分け機は、インベントリの整理がメインの使い方です。
マイクラでは、アイテムを集めながらプレイしていると、すぐにインベントリが満杯になってしまいます。
アイテムの種類も多いため、保存用のチェストや樽を用意しても、使いやすく収納するのは大変です。
自動仕分け機であれば、チェストに入れるだけで、よく使うアイテムを収納チェストにまとめておけますよ。
仕組みが単純で拡張もしやすいので、他の装置とつないで利用するのもおすすめです。
装置との組み合わせの例
- チェスト付きトロッコとつないで、大規模マイニングを快適にする
- モンスタートラップとつないで、多種のアイテムを分別する
- かまどやクラフターとつないで、アイテム作成の手間を自動化する
この記事でも、「チェスト付きトロッコとの接続」や「コンポスターとの接続」を紹介していますよ。
【マイクラ】自動仕分け機の作り方
自動仕分け機の作り方を紹介します。
自動仕分け機に必要なアイテムは、以下の通りです。
- チェスト
- ホッパー
- レッドストーンコンパレーター
- レッドストーンリピーター
- レッドストーントーチ
- レッドストーンダスト
- 丸石
- 種(仕分けたいアイテム)
- スイートベリー(仕分けたいアイテム)
- 棒(仕分け用アイテム)
今回は仕分けたいアイテムとして「種」と「スイートベリー」、仕分け用アイテムで「棒」を使います。
自動仕分け機に必要なアイテムを持っていると、約10分で完成しますよ!
それではステップ別に作り方を解説します。
自動仕分け機の作り方
- 仕分け先チェストとホッパーを設置
- 仕分け用ホッパー&パイプ用ホッパーの設置
- 仕分け用回路の設置
- 仕分け用アイテムと額縁の準備
STEP1.仕分け先チェストとホッパーを設置
仕分け先のチェストと、チェストへつなげるホッパーを準備します。
チェストを横向きのまま2個並べてラージチェストにしましょう。
2種類のアイテムとその他のものを入れるチェスト用に、ラージチェストを6個並べます。
ラージチェストを重ねる場合は、スニーク(しゃがみ)状態で設置しましょう。
6個のラージチェストの側面に向けて、ホッパーを6つ設置します。
ホッパーの出口がラージチェストに向いているか確認してくださいね。
STEP2.仕分け用ホッパー&パイプ用ホッパーの設置
仕分け用ホッパーとパイプ用ホッパーを設置します。
仕分け用ホッパーの設置
ホッパーとつながっているチェストの上に仮ブロックを設置します。
仮ブロックに向けて、2つのホッパーを設置します。
左に下へ向けて1つホッパーを設置します。
終わったら、仮ブロックは壊しておきましょう。
パイプ用ホッパーの設置
下向きホッパーの上に下向きのホッパーを設置します。
下向きホッパーに向かってホッパーを3つ設置します。
下向きのホッパーとチェストを設置します。
まとめて入れたい人は、2つ並べてラージチェストにしておきましょう。
正面から見た自動仕分け機
アイテムが通るパイプ部分が、以上で完了しました。
STEP3.仕分け用回路の設置
チェストとホッパーが設置できたら、仕分けるための回路をつないでいきましょう。
1番下のホッパーから、1ブロック空けて丸石を2つ設置します。
丸石の側面には、レッドストーントーチを2つ設置します。
1番奥のチェストは仕分けた残りのアイテムを収納するので、レッドストーントーチや丸石は必要ありません。
丸石の左側には、レッドストーンリピーターを2つ設置します。
レッドストーンリピーターのとなりに、丸石を2つ設置しましょう。
続いて、2段目にホッパーのとなりから丸石を6個並べます。
ホッパーのとなりにレッドストーンコンパレーターを2つ設置します。
2本のトーチがついている方がホッパー側になるように気をつけてください。
丸石の上にレッドストーンダストを設置して、回路部分は完成です。
STEP4.仕分け用アイテムと額縁の準備
仕分け用ホッパーにセットするアイテムを準備します。
仕分けたいアイテム1種類ごとに、仕分けたいアイテム41個と、仕分け用アイテム4個が必要です。
アイテム2種類
- 仕分けたいアイテム①:種41個と棒4個
- 仕分けたいアイテム②:スイートベリー41個と棒4個
仕分け用アイテム(棒)には、金床で名前をつけましょう。
1スタック64個になるアイテムであれば何でも大丈夫です。
仕分け用ホッパーの中に、名前をつけた「棒」を4つ入れます。
1番左のスロットに仕分けたいアイテム(種)を41個入れます。
今回は2種類のアイテムを仕分けるので、スイートベリー41個と名前の付いた棒4個を、もう1つの仕分け用ホッパーにセットします。
仕分けアイテムのチェストをわかりやすくするために、額縁を設置してアイテムを飾りましょう。
これで、仕分け装置が使えますよ!
自動仕分け機の使い方
自動仕分け機は、仕分けたいアイテムを1番上に設置したチェストに入れるだけです。
仕分けられたアイテムは、2段あるチェストのうち、最初は下のチェストへ収納されます。
仕分け対象外のアイテムは、1番右側のチェストに収納されますよ。
自動仕分け機の仕組み
自動仕分け機の仕組みには、「ホッパー」「レッドストーンコンパレーター」の機能を利用しています。
- ホッパーの「吸い込み・吐き出し機能」
- レッドストーンコンパレーターの「前方向にあるブロックの容量で信号が変わる機能」
自動仕分け機で重ねられているホッパーは、次のように動いています。
1番上のホッパー
チェストのアイテムを下のホッパーに送ります。
2番目のホッパー
アイテムがとなりのホッパーに送られて、3番目のホッパーの中に入っているアイテムと同じ場所にアイテムが送られます。
3・4・5番目のホッパー
4・5番目のホッパーは、レッドストーントーチがオンになっているので、ホッパーが動作を停止しています。
3番目のホッパーにアイテムが流れるとアイテム量が46以上になるため、レッドストーンコンパレーターの信号が強くなり、レッドストーントーチがオフになります。
レッドストーントーチがオフになると、本来のホッパーの動きをするので、チェストまでアイテムが流れます。
3番目のホッパーのアイテムが45個に戻ると、レッドストーントーチのランプが点灯して、4・5番目のホッパーの動きが停止します。
自動仕分け機の注意点
自動仕分け機は、基本的に「1スタック64個のアイテム」を対象としています。
マイクラのアイテムの中には、雪玉のように「1スタック16個のアイテム」やツール・装備品のように「スタックなし(1個のみ)」のアイテムがあります。
1スタックあたりの数が違うアイテムも、最終チェストまで流して収納するだけであれば、問題ありません。
1スタック16個のアイテムの場合はアレンジとして紹介しているので、そちらを参考にしてください。
【マイクラ】自動仕分け機アレンジ1|簡易版仕分け機
少量アイテム向けと、16個で1スタックになる場合のアレンジ方法をご紹介します。
少量アイテム向け簡易版仕分け機
もう1段階少ない、18個用意して動かす自動仕分け機の作り方です。
コンパレータ―の信号レベルは、ホッパーの中身に応じて決まります。
- 中身合計が23~45個の場合は信号レベル2
- 中身合計が46~69個の場合は信号レベル3
最初にご紹介した回路は、この2→3への切替に合わせた長さになっています。
1→2への切替に合わせた長さにすると、仕分け用ホッパーに入れるアイテムの数を少なく済みます。
以下の画像は、信号レベル1→2への切替に対応した回路です。
コンパレータ―をホッパーのとなりに設置して、レッドストーントーチのついたブロックまで信号を流す点は、2→3のときと変わりません。
回路の位置を調整する都合上、下段のチェストとホッパーが1ブロックずれているので、設置するスペースが狭い場合はお気をつけください。
簡易版仕分け機は、回路の性質上「壊れる」ことがあります。
チェストが満杯になって仕分け用ホッパーのアイテム合計が46個になると、信号が強くなりすぎて、関係ないとなりのホッパーを動かしてしまうためです。
簡易版の回路を使用する場合は、満杯になる前に整理するか、左右を1ブロック空けておくようにしましょう。
16個で1スタックになるアイテムを仕分ける場合
16個で1スタックになるアイテムを仕分ける場合は、10個と11個がコンパレータ―の信号レベルの境目になります。
- 仕分けたいアイテム5個~10個+その他4個の場合に信号レベル2
- 仕分けたいアイテム11個~16個+その他4個の場合に信号レベル3
16個で1スタックになるアイテムは、64個で1スタックになるアイテムより信号に与える影響が4倍になるためです。
仕分け用ホッパーには10個入れておきましょう。
【マイクラ】自動仕分け機アレンジ2|大規模自動仕分け機
1種類の格納数や仕分けるアイテムの種類を増やす方法を紹介します。
拡張する場合は、チャンクの区切りに気をつけましょう。
レッドストーン回路などの動作は、チャンク(16マス×16マスのエリア)を単位に実行されています。より動作を安定させるために、装置を同じチャンク内に収めておくと安心です。
チャンクは、座標の数字を16で割ることで境目を見きわめられます。
1種類の格納数を増やす場合(チェスト段の追加)
大量にアイテムを格納したい場合は、チェストの段数を追加しましょう。
格納数を1段増やすのに必要なアイテム
- チェスト 2個
- ホッパー 1個
ラージチェストとホッパーを下に追加すると完成します。
さらに追加したい場合は、ラージチェストとホッパーを下に追加しましょう。
仕分けるアイテムの種類を増やす場合
横にチェストを増設すると、仕分けるアイテムの種類が増やせます。
仕分けるアイテムの種類を1つ増やす場合に必要なアイテムは、以下の通りです。
仕分けるアイテムの種類を1つ増やす場合に必要なアイテム
- チェスト 4個
- ホッパー 4個
- レッドストーンコンパレーター 1個
- レッドストーンリピーター 1個
- レッドストーントーチ 1個
- レッドストーンダスト 3個
- 丸石 5個
仕分けるアイテムの種類を増やす方法
ホッパーを2つ壊します。
ラージチェストを2つ設置しましょう。
ラージチェストにホッパーをつなげます。
ホッパーの上にホッパーを下の画像のように4つ接続しましょう。
丸石の横にレッドストーントーチとレッドストーンコンパレーターを設置します。
丸石を設置して、レッドストーンコンパレーターとレッドストーンダストをつなげましょう。
ホッパーに仕分けるアイテム(ニンジン)と棒を追加します。
看板を設置してアイテムを飾ったら完成です。
このように仕分けたいアイテムを横に追加できるので、5つ仕分けたい場合は以下のようになります。
横に追加する場合は、チャンクの境目に気をつけてください。
チャンクの境目だと、機能しない場合があります。
チャンクについてはこちらの記事で解説しています。
高く積み上げればチャンクの影響をあまり受けませんが、アイテムを入れる場所も高くなります。
上に積み上げて、大規模自動仕分け機にしてみましょう!
【マイクラ】自動仕分け機アレンジ3|別の装置へ接続
別の装置への接続アレンジをご紹介します。
- 最終チェストをゴミ箱に変更
- 最終チェストの中身を消す装置
- コンポスターとの接続
- チェスト付きトロッコとの接続
ゴミ箱部分の作り方については、別の記事でも紹介していますので、参考にどうぞ。
最終チェストをゴミ箱に変更
仕分けしたアイテム以外が必要ない場合は、最終チェストの部分をゴミ箱に変えてみましょう。
今回はサボテンを利用したゴミ箱を設置します。
ゴミ箱づくりに必要な素材(サボテン式)
- 砂 1個
- サボテン 1個
- ドロッパ― 1個
- ホッパー 1個
- レッドストーンコンパレーター 1個
- レッドストーンリピーター 1個
- レッドストーンダスト 5個
まずは、仕分けアイテム以外を入れるチェストとホッパーを壊して、2ブロック掘りましょう。
先ほど壊したホッパーの真下の位置に、ドロッパ―を設置します。
1ブロック空けたところに1段掘って砂を設置し、砂の上にサボテンを設置します。
サボテンの前後左右にブロックがあると設置できないので、注意してください。
サボテンから斜めの位置には、ブロックを設置しておきましょう。
ドロッパ―から出たアイテムが横にそれるのを防ぎます。
仕分け装置のホッパーとドロッパ―の間にホッパーを設置しましょう。
ドロッパ―には、コンパレーター・リピーター・レッドストーンダストを利用した回路をつなげます。
この回路によって、ドロッパ―にアイテムが入ったらすぐ吐き出すようになります。
ドロッパーがアイテムを吐き出したら、サボテンでアイテムが消えますよ。
最終チェストの中身を消す装置
最終チェストの中身をマグマで消すゴミ箱です。
「最終チェストの中身を確認してからゴミ箱で消したい」という場合に利用しましょう。
ゴミ箱づくりに必要な素材(マグマ式)
- マグマ入りバケツ
- ドロッパ― 1個
- ホッパー 1個
- レッドストーンコンパレーター 1個
- レッドストーンリピーター 1個
- レッドストーンダスト 5個
- レッドストーントーチ 1個
- レバー 1個
先ほどと同じく、2ブロック程の深さの空間を、チェストの下に作ります。
チェストの下に下向きのホッパー、ホッパーの下に下向きのドロッパ―を設置します。
ドロッパ―の下にマグマを設置したいので、横から2ブロック掘ってからマグマを設置し、余分な穴は埋めます。
ドロッパ―のまわりに、サボテン版と同じくコンパレーターを利用した回路をつなぎます。
ドロッパ―にアイテムが入ると回路が動き、マグマの中へドロッパ―のアイテムが捨てられる仕組みです。
次に、ドロッパ―につながるホッパーを止める回路をつなぎます。
ドロッパ―の上にあるホッパーから、1ブロック空けた場所にレッドストーントーチを設置します。
ホッパーの反対側にあるブロックの、側面から伸びるようにしてください。
最後に、レバーを設置します。
レバーをONにするとトーチが消え、チェストのアイテムがホッパーからドロッパ―へ流れます。
コンポスターで骨粉製造機
ゴミ箱と同じ要領で、植物類をコンポスターへ流すと、全自動の骨粉製造機になります。
骨粉製造機に必要な材料
- コンポスター 1個
- ホッパー 3個
- チェスト 1個
※ホッパーは必要に応じて増やしてください。
今回設置した「小麦の種」と「スイートベリー」を仕分けするチェストの左側に、3ブロック分の穴を掘ります。
「骨粉回収用のチェスト」→「チェストにつながるホッパー」→「ホッパーにつながるコンポスター」→「コンポスターまでのホッパー」の順で設置します。
「種」と「スイートベリー」のチェストから、ホッパーでコンポスターへつなぎます。
チェスト付きトロッコの輸送装置
チェスト付きトロッコと仕分け機を接続すると、遠くからでも自動仕分け機を利用できます。
仕分け機の入り口が高い場合も利用できますよ。
チェスト付きトロッコの輸送装置に必要な材料
- チェスト付きトロッコ 1個
- ホッパー 1個
- パワードレール (運ぶ距離に応じた個数)
- レッドストーンブロック (運ぶ距離に応じた個数)
- レッドストーンコンパレーター 2個
- レッドストーントーチ 2個
- レッドストーンダスト
- 不透過ブロック 10個
仕分け機の入り口部分にあるチェストを壊します。
さらに、チェストの下にあったホッパー(以下入口ホッパー)から、1段下の部分に床を作り、ホッパーを2つ設置します。
トロッコは、ブロックにぶつかると止まり、パワードレールに信号があると走ります。
これを利用して、アイテムをホッパーで移動している間は走らず、アイテムの移動が完了したら走り出すしくみを作ります。
ホッパーの上にはパワードレール、パワードレールの右側にブロックを設置します。
入口ホッパーの中身をチェックするコンパレーター・リピーターと設置します。
ブロックを4つ設置して、上のブロックの側面にレッドストーントーチをつけます。
左側のホッパーからコンパレーターとレッドストーンダストをつなぎます。
あとは、下までレールをつなげます。
坂になるため、レッドストーンブロックとパワードレールを組み合わせて設置します。
必要なだけレールを引いたら、止まるためのブロックを設置して、チェスト付きトロッコを設置します。
これで完成です。
普段はレッドストーントーチでパワードレールが「オン」になっています。
チェスト付きトロッコのアイテムをホッパーで移動している間は「オフ」になります。
アイテム移動が終わるとレッドストーントーチで、パワードレールが「オン」になる流れです。
ただし、トロッコがホッパーの上に到着したときには、パワードレールの信号オフが間に合いません。
そこで、もう1つ手前のホッパーにアイテムが入ったときも、トーチが消えるように回路をつなげています。
チェスト付きトロッコにアイテムを入れて動かすと、自動で仕分け機まで運んで、戻ってくるので便利ですよ。
マイクラの自動仕分け機で快適時短プレイ!
今回は、マイクラの自動仕分け機と装置のアレンジパターンをご紹介しました。
- 自動仕分け機のアイテムを自動でチェストへ整理する装置
- 自動仕分け機は上部にあるチェストにアイテムを入れるだけで整理できる
- 自動仕分け機は仕分けしたいアイテムのチェストを増設できる
- 自動仕分け機にゴミ箱をつなぐこともできる
自動仕分け機は、アイテムを逃したくない、とっておいて使いたい人には欠かせないものでしょう。
ぜひ、アイテムを整理して、快適に冒険してくださいね。