こんにちは!Tech TeacherのKids Blog編集部です。
「AI」に興味があるお子さんやその保護者の方で、こんなお悩みはありませんか?
「小学生でもAIを使える?」
「小学生向けおすすめAI教材は?」
そんなお悩みをお持ちの方に向けて、本記事では「AIの使い方」「小学生向けおすすめAI教材」についてご紹介します。
本記事を読むと、AIの使い方が分かるので、わからない問題の解決に利用できますよ!
ぜひ、最後までお読みください。
AIとは「Artificial Intelligence(アーティフィシャル インテリジェンス)」の略で、Artificialは「人工的な」、Intelligenceは「知能」という意味があります。日本語では「人工知能」と呼んでいます。
【小学生向け】AI(Chat GPT)を使う方法
小学生がAIを使う方法を4ステップで解説します。
今回は「Chat GPT」の無料版を例に紹介しますよ。
- 「Chat GPT」にアクセス
- 「Chat GPT」にメッセージを送信する
- メッセージから回答を受ける
- メッセージを追加して回答してもらう
①「Chat GPT」にアクセス
「Chat GPT」にアクセスしましょう。
引用元:Chat GPT
「Chat GPT」はログインしなくても使用できます。
②「Chat GPT」にメッセージを送信する
「Chat GPT」にメッセージを送信します。
今回のメッセージは「リンゴの切り方を3つ教えて」にします。
引用元:Chat GPT
入力したら上向きの矢印を押しましょう。
③メッセージから回答を受ける
「リンゴの切り方」の回答が3つ表示されます。
引用元:Chat GPT
「Chat GPT」から「リンゴの切り方」の回答が3つ表示されました。
メッセージを追加するとさらに回答してもらえます。
④メッセージを追加して回答してもらう
「リンゴの切り方3種類はどんな料理に適していますか?」というメッセージを追加します。
引用元:Chat GPT
すると、「適した料理」を紹介してもらえます。

このようにして「Chat GPT」を利用できるので便利です。
この他にも、小学校の学習で疑問に感じたことやわからないことも質問すると回答してもらえますよ!
【小学生向け】おすすめのAI教材3つ
小学生におすすめのAI教材を3つ紹介します。
- Teachable Machine
- ML2Scratch
- AIブロック by Tech Park
①Teachable Machine
「Teachable Machine」は、Googleが制作した画像認識と音声認識のAIモデルを作れるサービスです。
音声、画像、ポーズの3種類が利用できます。
②ML2Scratch
引用元:ML2Scratch
ML2Scratchは石原淳也氏が制作したツールです。
画像認識のAIモデルを作ることができます。
こちらのサイトには、ML2Scratchの使い方や応用例などが紹介されています。
③AIブロック by Tech Park
AIブロックはTensorFlowの機械学習を利用します。
じゃんけん・画像認識・音声認識を使ったAIモデルが作れます。
【小学生向け】AI認識で使われている内容3つ
AI認識で使われている内容を3つ紹介します。
- 言語認識で使用
- 画像認識で使用
- 音声認識で使用
①言語認識で使用
人が日常的に使う言語を理解させ、処理を行うためのシステムで使われています。
言語を扱うのは難しい処理ですが、AIは言葉を理解できるようになりました。
「迷惑メールフィルター」や「Siri」「Alexa」との会話に使われています。
また、検索エンジンの検索結果やGoogle翻訳にもAI機能が搭載されています。
②画像認識で使用
画像や動画をみて理解するシステムで使われています。
スマートフォンの顔認証や、有名な「Googleの猫」も画像認識の例です。
医療現場でのさまざまな画像診断や、野生動物の保護の助けとしてもAIが導入され始めています。
こちらは、Googleが作ったオーケストラの指揮者を体験できるAIです。
引用元:Semi-Conductor
人の関節の動きを画像認識し、それに合わせて演奏をしてくれます。
③音声認識で使用
人間が発する声を認識してテキストに書き出したり、話した内容に反応するシステムにも使われています。
最近では、「自動文字起こし」「スマートスピーカー」で使われていますね。
音楽の再生・停止を音声で操作できるほか、家電と接続することで照明やエアコンなども音声で操作できます。
【小学生向け】AIが苦手な内容
AIが苦手な内容は以下の通りです。
- 未来予測
- 感情的な判断
- 道徳的な判断
①未来予測
未来のできごとや投資などに関する予測は、AIが正確に答えることが難しいです。
過去のデータやトレンドを元に推測することはできますが、未来は予測できません。
ただし、AIについて未来について聞くことはできます。
②感情的な判断
AIは感情を持たないため、人間の直感や感情的な判断を完全に理解するのは難しいです。
たとえば、複雑な人間関係の相談や心情を深く理解してアドバイスすることは限界があります。
質問もできますが、感情的な判断に対する回答を深くとらえないようにしましょう。
③道徳的な判断
難しい倫理的問題や道徳的な判断の場合、AIはその人の価値観や文化的背景を理解できません。
人間が判断すべき問題に関しては、AIはあくまでサポート的な役割にとどまります。
【小学生向け】AIを使用するときの注意点
AIは入力されたトレーニングデータと同等の力しか発揮できません。
つまり、データ以上の素晴らしい発想は期待できません。
AIからデータを集めるときの注意点は、以下の通りです。
「データの信頼性と出典を確認」
「複数の情報を照らし合わせて確認」
「データの更新されているか確認」
「AIが〇〇の予測や判断を出した」と耳にしたら、AIがどんなデータで情報を集めたか気にするようにしましょう。
私たちがいろいろな場面でもっとAIに頼るようになっても、AIは決して万能ではないことを理解しておくことが重要です。
小学生でもAIを使ってみよう!
今回は、小学生向けおすすめAI教材とAIの使い方について解説しました。
まとめると、以下のようになります。
- 「Chat GPT」にアクセスして質問すると、簡単に回答を得られる
- おすすめAI教材gは
「Teachable Machine」
「ML2Scratch」
「AIブロック by Tech Park」
私たちはAIを日常生活の中ですでに体験しています。
小学生でも自ら意識してAIを使ってみましょう!