こんにちは!Tech TeacherのKids Blog編集部です。
大人気ゲーム『マインクラフト』に興味があるお子さんや保護者の方で、このようなお悩みはありませんか?
「マイクラの粘土の集め方や作り方は?」
「自動粘土製造機の作り方は?」
そのようなお悩みをお持ちの方に向けて、本記事では「粘土ブロックや粘土の集め方や作り方」「自動粘土製造機の作り方」についてご紹介します。
本記事を読むと、粘土を多く集める方法がわかるので、大きな建築物も作れるようになりますよ。
ぜひ最後までお読みください!
レッドストーン回路で使用するアイテム一覧を知りたい方は、こちらもご覧ください。
【マイクラ】動画で解説!自動粘土製造機の作り方
こちらの動画では、自動粘土製造機の作り方と粘土ブロックの入手方法5つをご紹介しています。
「短時間で粘土を大量に手に入れたい!」 と思っている方は必見です!
【マイクラ】粘土ブロックの基礎知識
マイクラの粘土ブロックは、「テラコッタ」や「レンガブロック」をクラフトする場合に利用します。
「粘土ブロック」はテラコッタのクラフト材料、粘土ブロックを壊して手に入れる「粘土」は、レンガの材料となります。
また、レンガをクラフトでまとめると、レンガブロックとなります。
テラコッタもレンガブロックも、非常に見栄えが良く、人気のある建築向け・装飾向けのブロックです。
統合版では「粘土」、Java版では「粘土玉」といいます。
名称に違いがあるので知っておきましょう!本記事では粘土として紹介します。
【マイクラ】粘土ブロックの入手方法5つ
粘土ブロックの入手方法は、以下の5つです。
- 各種バイオームに発生する粘土ブロックを入手
- 粘土からクラフト
- 鍾乳石を使って泥ブロックから変化
- チェストなどから粘土を入手
- 粘土・粘土ブロックをコマンドで入手
各種バイオームに発生する粘土ブロックを入手
粘土ブロックは水の中で生成されます。
粘土ブロックがあるバイオーム
- 沼地
- 砂浜
- 雪の砂浜
- 海洋(基本・温帯)
- 凍った海
- 冷たい海
- ぬるい海
- あたたかい海
- 河川
- 凍った河川
- 繁茂した洞窟
上記以外にも、平原・サバンナ・砂漠の村に作られる石工の家の中、タイガの釣り人の家の下でも、数ブロックが見つかります。
見つかった粘土ブロックは、すべての種類のツールで壊せます。1番早いのはシャベルです。
粘土ブロックをブロックのまま入手するには、ツールに「シルクタッチ」のエンチャントが必要です。「シルクタッチ」が無い場合は、ブロックの代わりに粘土4つが飛び出します。
粘土は「幸運」のエンチャントがあっても、出てくる個数は変わりません。
おすすめバイオームその1:沼地
沼地に広がる水の下に粘土ブロックがあり、深さも浅く広いので、粘土がとりやすい場所です。
バージョン1.19で追加された、沼地バイオームの亜種「マングローブの沼地」には、泥ブロックはありますが、粘土ブロックはありません。
泥ブロックは粘土ブロックに変化できるので、見つけたら掘っておきましょう。
「沼地」の座標を調べるコマンド
/locate biome swampland
「マングローブの沼地」の座標を調べるコマンド
/locate biome mangrove_swamp
おすすめバイオームその2:繁茂した洞窟
繁茂(はんも)した洞窟はバージョン1.18から生成されるようになったバイオームで、粘土が豊富に入手できます。
繁茂(はんも)した洞窟を探すときは、平原を避け、暗い森・タイガ・ジャングルなどの下を掘りましょう。
「ツツジの木」の下を掘っていくと、繁茂(はんも)した洞窟にたどり着きます。
「繁茂した洞窟」の座標を調べるコマンド
/locate biome lush_caves
※地上の座標で表示されるので、到着したら下へ掘り進めましょう
粘土からクラフト
粘土は、粘土ブロックを壊す場合や村にあるチェストから入手できます。
粘土4つで粘土ブロック1つをクラフトできますよ。
正方形に配置するだけなので、作業台は不要です。
鍾乳石を使って泥ブロックから変化
泥ブロックと鍾乳石を決まった形に置くと、泥ブロックが粘土ブロックに変わります。
間に挟むブロックはどんなブロックでも大丈夫です。
柵やハーフブロック、シャベルで道を掘った土ブロックなどは利用できません。
変わるまでの時間はランダムですが、10回試した結果は以下の通りになりました。
泥ブロックが粘土ブロックに変化するまでの時間(試行回数:10回)
- 最短:約10秒/48ティック
- 最長:約47分4秒/14122ティック
- 平均:約14分3秒/約4220ティック
泥ブロックは、土ブロックに水入り瓶(水入りスプラッシュ瓶、水入り残留瓶でもOK)をぶつけることでも作れます。
時間と手間はかかりますが、土ブロック・水源・ガラス瓶・鍾乳石の4種類をそろえると、粘土ブロックを無限に作れます。
チェストなどから粘土を入手
「砂漠の村」「村の石工」のチェストから、粘土が手に入ります。
統合版限定ですが、バージョン1.20で追加された建造物「旅路の遺跡」でも低確率で手に入ります。方法としては、怪しげな砂利からブラシを使って取り出します。
「怪しげな砂利」についてはこちらの記事を参考にしてください。
粘土・粘土ブロックをコマンドで入手
粘土も粘土ブロックも、コマンドで入手できます。
サバイバルモードの場合は「チートON」の状態になっているか確認しましょう。
粘土を入手するコマンド
/give @s clay_ball 64
粘土ブロックを入手するコマンド
/give @s clay 64
粘土、粘土ブロックとも、1スタックは最大64個です。
【マイクラ】粘土・粘土ブロックからのクラフト
粘土からはレンガブロック、粘土ブロックからはテラコッタがクラフトできます。
粘土→レンガ→レンガブロック
粘土をレンガにするには、かまどを使って精練します。
鉱石ではないため、溶鉱炉は使えません。粘土1つでレンガが1つ作れます。
レンガ4つでレンガブロックを1つクラフトできます。
正方形に配置すればよいため、作業台は不要です。
レンガブロックは爆発に強く、階段・ハーフブロック・塀と関連ブロックの種類がそろっています。
まさしく、建築向けのブロックですね。
粘土ブロック→テラコッタ→彩柚テラコッタ
粘土ブロックをかまどで精練すると、未着色のテラコッタになります。
未着色のテラコッタに染料を加えて作業台でクラフトすると、染料に応じたテラコッタになります。
青の染料であれば「青色のテラコッタ」、桃色の染料であれば「桃色のテラコッタ」になるしくみで、未着色の状態に戻ることはありません。
テラコッタは同じ色でもテクスチャの異なる羊毛や、コンクリートなどと組み合わせて、ドット絵を地上に描き出すことも可能です。
こちらは建築をカラフルにしたい方向けのブロックですね。
染色済みのテラコッタをかまどで精練すると、色ごとに異なる模様が入った「彩釉テラコッタ」ができます。
彩釉テラコッタは華やかで、並べても楽しめます。
クリーパーやダイヤなどモチーフの柄を活用するのも素敵ですね。
【マイクラ】粘土・粘土ブロックの使い道
粘土、粘土ブロックの使い道は、建築用材料のクラフトです。
建築を目的としない場合は、粘土の状態にして村人と取引するのが良いでしょう。
粘土を村人と取引する
粘土は、石工の村人の取引アイテムです。
最初の「新米」レベルでも必ず取引できるアイテムになっています。
村人を石工にするには、無職の村人と石切台が必要です。
村人はバイオームによって衣装が違いますが、石工の村人の特徴は以下の通りです。
- 帽子なし
- 顔面のアイテム(メガネなど)もなし
- 黒のリストバンド
- 黒っぽいエプロン
基本は、粘土10個でエメラルド1個と交換できます。
バージョン1.20.2の段階で、「村人の取引」について大幅な改定が見込まれています。現在(2023年12月12日)の時点で石工に関する目立った変更は見当たりませんが、今後動きがあるかもしれません。
各装飾系ブロックのクラフト材料にする
粘土・粘土ブロックは、レンガ系・テラコッタ系のブロックがクラフトできるため、レンガ建築で西洋風の家に近いデザインが作れます。
カラフルでマットな質感のテラコッタでは、羊毛やコンクリートとは違う、つなぎ目のわかりにくいビジュアルが生かせますよ。
どちらも使いがいのあるブロックなので、ぜひ建築でも楽しんでみてくださいね。
【マイクラ】自動粘土製造機の作り方
バージョン1.19で登場した泥ブロックによって、粘土ブロックは「作れる」ブロックになりました。
- 土ブロックに水入り瓶を使うと泥ブロックに変化
- 泥ブロックを載せたブロックの下に鍾乳石を置くと、泥ブロックが粘土ブロックに変化
2つのしくみを利用して、自動粘土製造機を作りましょう。
自動粘土製造機の作成手順
- 鍾乳石で粘土畑エリアを準備する
- レッドストーントーチ+ピストンで自動押し出し機を製作する
- 水入り瓶+ディスペンサーで土を泥にする装置を作る
1.鍾乳石で粘土畑エリアを準備
泥ブロックを置いて粘土にするための、粘土畑エリアを作ります。
必要なアイテム
- 鍾乳石 9コ
- 丸石ブロック 9コ
※作りたい畑エリアの広さに応じて用意しましょう
粘土畑にしたい場所を決めて、3ブロックの深さを掘ります。
下に降りられるように、階段状の部分も作りましょう。
掘り終えたら、3×3の丸石ブロックをしきつめます。
粘土はシャベルで掘ると早いので、掘るときに一緒に崩れない石系・金属系ブロックにしましょう。
地下の天井に、1つずつ鍾乳石ブロックを設置します。
2.自動押し出し機を製作
1か所にブロックを置くと自動で並べられる「自動押し出し機」を製作します。
階段をつけた側に「発射用の押し出し機」、右側に「整理用の押し出し機」を設置します。
必要なアイテム
- ピストン★ 5コ
- レッドストーントーチ 2コ
- レッドストーンダスト★ 11コ
- 丸石の壁 1コ
- オブザーバー 1コ
- 丸石★ 3コ
★印のアイテムは、粘土畑の広さに応じて増やしてください
発射用の押し出し機を設置する
「発射用の押し出し機」は、粘土畑エリアから1列奥の左側に設置します。
粘土畑の角から2ブロック離したところに1ブロック掘り、レッドストーントーチを側面に設置します。
粘土畑エリアに向けてピストンを設置し、トーチとピストンの1列向こう側にレッドストーンダストつなぎましょう。
トーチの上にブロックを置くと、ブロックの動力源でピストン信号が流れ、粘土畑エリアの方へブロックが押し出されるしくみができます。
整理用の押し出し機を設置
「整理用の押し出し機」は粘土畑エリアの右上角を1ブロック掘り、レッドストーントーチを設置します。
トーチは側面につけましょう。
トーチの向こう側に、ピストンを3つ設置し、トーチの右側から回り込むように、ピストンの上へレッドストーンダストをならべます。
発射用の押し出し機から押し出されたブロックが、最後にトーチの上へたどり着きます。
トーチの上が動力源になり、トーチの上にブロックがくると、ピストンが一斉に動いて粘土畑へ押し出す仕組みです。
オブザーバーと壁でチェックする、押し出しブレーキを設置
ピストンは最大で12ブロックまで押し出せますが、粘土畑エリアが小さいとあふれてしまうので製作します。
ピストンの列から、粘土畑を挟んで反対側、レッドストーントーチを置いたのと同じラインの位置に、丸石の壁を置きます。
壁を見るような方向で、オブザーバーを設置しましょう。
これで、「粘土畑の端にブロックが押される→壁がくっつく形に変わる→オブザーバーが変化をチェックして信号を出す」という流れができます。
次に、「整理用の押し出し機」を止めるためのピストンを準備します。
整理用の押し出し機の右端、レッドストーンが1段下に流れている部分を、ブロックで邪魔できるように、ピストンを配置します。
設置するブロックは、粘土を掘り出したあとどける必要があるので、土ブロックのような壊しやすいものが良いでしょう。
ピストンが設置できたら、オブザーバーの後ろからピストンへ向かって、レッドストーンダストをつなぎます。
3.土を泥にする泥づくり装置の製作
土を泥にする装置をディスペンサーで作ります。
「発射用押し出し機」のとなりに設置しましょう。
必要なアイテム
- 粘着ピストン 1コ
- ディスペンサー 1コ
- ホッパー 1コ
- レバー 1コ
- レッドストーンダスト 1コ
- 丸石 3コ
- 水入り瓶 最低9コ
- 空のガラス瓶 最低5コ
今回、ディスペンサーを粘着ピストンで動かしています。Java版ではディスペンサーを粘着ピストンで動かすことはできないので、まったく同じつくりにすることはできません。
粘着ピストンと回路を使わなくても、ホッパーの上にディスペンサーを置くことで土を泥にできますので、装置としては十分使えます。
「発射用押し出し機」用に設置したレッドストーントーチの右を、2ブロック分掘ります。
画面奥側から、手前に向くように粘着ピストンを設置します。
粘着ピストンの手前には、上向きのディスペンサーを設置しましょう。
2ブロック掘った場所へ、ホッパーを設置します。
粘土畑側に向けておきたいので、回り込んで設置しましょう。
設置したホッパーには、空のガラス瓶をならべます。
ディスペンサーが使った後の空のガラス瓶を回収する装置になります。
土台用のブロックをディスペンサーの上に2ブロック、粘着ピストンの上に1ブロック積み上げて、画像のようにレバーを設置しましょう。
レバーを設置したブロックと粘着ピストンの上に置いたブロックに、レッドストーンダストを引きます。
レバーをON/OFFするとディスペンサーがピストンによって移動します。
土ブロックから粘土を作りたいときだけレバーをONにしてディスペンサーを使うしくみです。
レバーをONにするとディスペンサーがホッパーの上、レッドストーントーチの右に出てきます。
水入り瓶を入れましょう。
これで「土を泥にする装置」が完成しました。
発射用のピストンの前に土を置くと、ディスペンサーの上で泥になり、粘土畑の方へ並べられますよ。
番外編.水入り瓶自動作成装置をつなげる
水入り瓶の自動装置は、「空のガラス瓶をディスペンサーから水源に発射すると、水入り瓶になる」しくみを利用したものです。
泥づくり用のディスペンサーや空のガラス瓶を集めるホッパーとつないでしまえば、水入り瓶を入れ直す必要がなくなります。
必要なアイテム
- ホッパー 6コ
- ドロッパ― 2コ
- レッドストーントーチ 1コ
- ディスペンサー 2コ
- オブザーバー 2コ
- 粘着ピストン 1コ
- ガラスブロック 3コ
- レッドストーンダスト 8コ
泥づくり装置と水入り瓶装置をつなぐ
水源と水流で2ブロック分+水を囲うスペースが必要になるので、装置から離れてしまう部分をつなぐパイプの役割になります。
泥づくり用のディスペンサーへ水入り瓶を運ぶために、2つのホッパーをつなぎます。
ホッパーと並ぶ位置に3ブロック掘り下げて、下から順にドロッパー、ドロッパー、ディスペンサー(=ディスペンサーが1番表面に見える)となるようにブロックを重ねていきます。
今度は、空のガラス瓶を集めるホッパーから1番下のドロッパ―へ、ホッパーでつなぎます。
すぐにホッパーを置くと空のガラス瓶が流れてしまうので、空のガラス瓶用のホッパーから2ブロック下に、斜め差しでレッドストーントーチを設置します。
トーチとホッパーの間に、ドロッパ―のある方向へ向けてホッパーを設置しましょう。
レッドストーントーチの信号が上に置いたホッパーの動きを止めます。
残りのホッパーも、ドロッパ―に向けてつないでいきましょう。
このままだと、空のガラス瓶がまったく流れないので、トーチの信号をたまに消す必要があります。
空のガラス瓶が増えるタイミング=土ブロックが置かれたタイミングでトーチの信号が消えるように、レッドストーンダストを引きます。
狭いところを下向きに流すため、信号が途切れにくいガラスブロックを使っていくと良いでしょう。
ドロッパ―を動かして水源で水入り瓶を作る
ドロッパーやディスペンサーを動かす場合、レッドストーン回路で信号を送る必要があります。
1番下のドロッパ―から1番上のディスペンサーが発射するまでに3回、ディスペンサーが水入り瓶を作って発射するのに2回の信号が必要です。
水入り瓶は自動で作っても問題がないため、信号のON/OFFを繰り返すクロック回路をドロッパ―につなげます。
今回はオブザーバーを向かい合わせて作る、1番簡単なクロック回路です。
真ん中のドロッパ―にオブザーバーの後ろ側がつくように設置、向かいには3ブロック空けてドロッパ―の方を向いた粘着ブロックとオブザーバーを設置します。
オブザーバー2つの間に1ブロック分のすき間があれば大丈夫です。
この粘着ブロックへは、ディスペンサーをON/OFFする回路から信号を引きます。
ディスペンサーを使わない場合は水入り瓶が作られず、ディスペンサーを使っている間は水入り瓶を作り続けるようになります。
土台用のブロックをうまく使ってレッドストーンダストを引きましょう。
水入り瓶用のディスペンサーの上が「水源」、流れていくホッパーの上が「水流」になるように、周囲を囲って水を入れます。
レバーがONになっていると、水入り瓶が作られます。
装置がむき出しだと気になる場合などは、装飾用のブロックで囲みましょう。
額縁や矢印の彩釉テラコッタを使うと、レバーのON/OFFをわかりやすくできますよ。
粘土を集めて、レンガやテラコッタの建築を楽しもう!
今回は、粘土の集め方、使い方と粘土の自動製造装置をご紹介しました。
- 粘土ブロックが大量に欲しい方は「沼地」「繁茂する洞窟」バイオームがおすすめ
- 粘土からレンガやレンガブロックが作成可能
- 粘土ブロックからは各色のテラコッタ、彩柚テラコッタが作成可能
- 粘土・粘土ブロックの使い道は、クラフト材料と村人の取引
- 土ブロック→泥ブロック→粘土ブロックと自動で粘土が生産できる製造機が作れる
粘土を量産することで、エメラルドも集まり、建築についてもかなり選択肢が広がります
本記事を参考に、多くの粘土を集めてマイクラを楽しんでくださいね。