プログラミング教育

【1分で読める】プログラミング教育は小学校何年生から?内容は?

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みなさんは、こんな疑問はありませんか?

「小学校のプログラミング教育は、何年生から始まるの?」

「小学校のプログラミング教育に、子供はついていける?」

こんなお悩みをお持ちの保護者の方に向けて、プログラミング教育が始まる学年、学習する内容や成績評価があるのかについて解説します。

この記事を読めば、学年別のプログラミングの授業について分かるため、お子さんの年齢に合わせて、プログラミング学習のサポートができるでしょう。

小学校のプログラミング教育は何年生から始まるの?

小学校のプログラミング教育は、何年生から始まるのか明確に決まっていません

そもそもプログラミング教育とは、パソコンを使ってプログラミングを学ぶ教育のことではありません。

論理的思考、つまりプログラミング的思考を身につけるための教育のことをプログラミング教育と言います。

そのため、小学校1年生から国語などの授業内で、プログラミング教育が行われることもあります。

もちろん、パソコンを用いた教育、つまりプログラミング言語を使ったプログラミング教育も行われます。

ほとんどの小学校では、5,6年生からプログラミング言語を使った教育が始まります

本記事では、プログラミング言語を使った授業の内容をご紹介します

プログラミング言語を使わないプログラミング教育について知りたい方は、こちらの記事をお読みください。

小学校のプログラミング必修化!必修化の理由や学習内容を徹底解説小学校のプログラミング教育の必修化についてご説明します。これを読めば、プログラミング必修化の理由や学習内容、身につく力について分かります。...

それでは、プログラミング言語を使った授業について解説していきます。

小学校のプログラミング言語を使った授業

プログラミング言語って何?

プログラミング言語を使った授業について解説するって言われても、そもそもプログラミング言語って何?

このような疑問を持つ方のために、まずはプログラミング言語についてご説明します。

プログラミング言語とは、パソコンにルールを伝えるための言語のことです

プログラミング言語には、みなさんが普段使っている言語と同様に、様々な言語があります。

小さい子向けの言語や、サイト作成に向いた言語、アプリ開発に向いた言語など様々な種類があります。

様々な種類の中でも、プログラミング言語は大きく2つに分類されます

ひとつは、文字でコードを書く「テキスト言語」です

1.テキスト言語

代表的なもの:Python

もうひとつは、子供や初心者向けのドラッグ&ドロップ操作が中心となる「ビジュアル言語」です

2.ビジュアル言語

Scratchの編集画面代表的なもの:Scratch

小学校の授業では、主にScratch(スクラッチ)が使われます

Scratchについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

小学生から始めるスクラッチ(Scratch)
【小学生向け】スクラッチ(Scratch)を学ぶメリットを解説!本記事では「スクラッチ(Scratch)を学ぶメリットは?」 「スクラッチ(Scratch)の学習方法は?」という疑問を解決します。スクラッチ(Scratch)を学ぶメリットと学習方法を知りたい方は必見です!...

それでは、Scratchを使った小学校のプログラミング教育の内容を見ていきましょう。

学年別のプログラミングの授業

小学校5年生 算数

「正多角形の作図」

引用元:Scratch公式サイト

正多角形の作図方法のきまりを考える授業です。

この授業では、プログラミング言語のScratchを使って、正多角形の作図をします

生徒たちが、正多角形の作図を何度もやり直せるのが、プログラミング言語を使った授業のいいところです。

プログラムの不備を修正するなど、試行錯誤する中で課題解決への意欲を高めることができます

文部科学省がScratchを使った正多角形の作図の動画を出しているので、気になる方はご覧ください。

引用元:https://youtu.be/ZQNDpS2GpvU

小学校6年生 理科

「電気の性質や働きを利用した道具」

※画像はイメージです実験を通して、電気の性質や働きを利用した道具のことを学ぶ授業です

まず、子供たちは電気は作り出したり、蓄えたりできるということを理解した上で、効率よく電気を使う方法を考えます。

そして、自分たちで考えた方法を再現するには、命令をどのように組み合わせればよいのかを考えて、プログラムを作成します

こうした体験を通して、電気を効率的に利用したり快適に利用したりできるようプログラムが工夫されていることに気づくことができます

また、算数の作図の授業と同様に、試行錯誤をしながら課題解決への意欲を高められます

この他にも、小学校3年生の音楽など、様々な科目でプログラミング言語を用いた授業が行われることがあります。

ご家庭でプログラミング教育のサポートをしたいと考えている方は、お子さんと一緒にScratchでプログラミングをやってみてもいいのではないでしょうか

小学校のプログラミング教育に成績評価はあるの?

小学校のプログラミング教育に成績評価はありません

あくまでも算数や理科などの授業の一環としてプログラミング教育が行われるので、成績評価は従来のものと変わりません。

プログラミングができるかどうかではなく、論理的思考が身についているかの方が重要になります

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最後に

今回は、小学校のプログラミング教育は何年生から始まるのか、どんなことをやるのかをご紹介しました。

小学校のプログラミング教育は、何年生から始まるのか明確に決まっていないので、お子さんの小学校の進度に合わせて、学習をサポートしてあげたらいいのではないでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。