「小学生でも、テキストプログラミング言語のRubyを学習できる?」
そんなお悩みはありませんか?
この記事ではそんなお悩みを持つ保護者の方に向けて、Rubyの特徴や小学生から学ぶメリット、おすすめの学習方法をご紹介します。
お子さんにRubyを学ばせるべきかについて、ぜひお役に立ててください。
Rubyってなに?
Rubyとは、1995年に日本人のまつもとゆきひろさんによって開発されたプログラミング言語です。
日本で生まれた言語として初めて国際規格に認証されました。
Rubyの特徴
- 「楽しく学べる」がモットー
- 初心者でも習得しやすい
- フレームワークがある
「楽しく学べる」がモットー
Rubyの開発にあたって重視されたことは、プログラミングを楽しく学ぶことです。
Ruby には Perl や Python とは決定的に違う点があり、それこそが Ruby の存在価値なのです。それは「楽しさ」です。私の知る限り、Ruby ほど「楽しさ」について焦点を当てている言語は他にありません。Ruby は純粋に楽しみのために設計され、言語を作る人、使う人、学ぶ人すべてが楽しめることを目的としています。しかし、ただ単に楽しいだけではありません。Ruby は実用性も十分です。実用性がなければ楽しめないではありませんか。
引用:まつもとゆきひろ、Ruby プログラミング入門 まえがき 監修者よりのページ(Wikipedia参照)
初心者でも習得しやすい
Rubyは、スクリプト言語という簡単に言語を習得できるように工夫されたプログラミング言語の種類の一つです。
スクリプト言語ではすぐにプログラムを実行して動作確認ができるので、間違っているところを修正しやすいです。
また、Rubyでは他の言語に比べてコードを書く量が少なく済みます。
これらのことから、Rubyは初心者でも学びやすい言語と言えます。
フレームワークがある
Rubyには、Ruby on Railsというフレームワークがあります。
Railsを使うとプログラミングの作業をゼロからする必要がなく、さまざまな課題をあらかじめ回避できます。
そのため効率的にプログラムを開発できますが、フレームワークを理解することは簡単ではないとも言われています。
Rubyでできること
Webアプリの開発
RubyはWebアプリの開発で人気です。
Ruby on Railsのフレームワークを使うと、他の言語よりも高速でWebアプリの開発ができるからです。
実際に使われているものには、cookpadや食べログなどがあります。

引用元:cookpad
スマホアプリの開発
Rubyはスマホアプリの開発でも利用されることがあります。
RubyMotionというツールを使えば、企業だけではなく個人でもスマホアプリの開発ができるようになりました。
Rubyはこんな小学生におすすめ!
Rubyがおすすめの小学生
Ruby学習は、「ビジュアルプログラミング言語をやり切った小学生のお子さん」におすすめです。
ビジュアルプログラミング言語とは、文字でコードを書かずに、図形を組み合わせることで簡単にプログラムを作成できるプログラミング言語です。
ビジュアルプログラミング言語については以下の記事で詳しく解説しています。

いきなりRubyを学習してプログラミングが嫌いになったり、挫折したりしないように、ビジュアルプログラミング言語でプログラミングに慣れている必要があります。
まだプログラミングに興味を持ってまもないお子さんは、まずはビジュアルプログラミング言語から始めてみましょう。
一方、「ビジュアルプログラミングには飽きてきて、テキストプログラミングをやってみたい!」というお子さんには、Ruby学習をおすすめします。
小学生がRubyを学ぶメリット
楽しくテキストプログラミング言語に慣れることができる
Rubyは初心者でも習得しやすく楽しく学べるように作られているので、テキストプログラミング言語の入門に向いています。
Rubyでテキストプログラミング言語に慣れたら、他の言語にも挑戦しやすくなります。
将来の幅が広がる
Rubyはプロの現場で実際に使われています。
特に開発スピードが速いという特徴を活かして、さまざまなベンチャー企業で活躍しています。
そのため、小学生の間からRubyを学習することで、将来役立つ選択肢を増やすことができます。
【小学生におすすめ】Ruby学習のステップ
ステップ1:スモウルビーから始める
スモウルビーとは、ビジュアルプログラミング言語の機能と、テキストプログラミング言語のRubyの機能をどちらも取り合わせたツールです。
そのため、ビジュアルプログラミング言語からテキストプログラミング言語に移行するハードルが低くなります。
スモウルビーではScratchのように、命令が書かれたブロックを組み合わせて、キャラクターを動かすプログラムを作れます。
作ったプログラムはテキストのRubyに変換できるため、実際にRubyではどのようにプログラムを書いていくのか確認することができます。
スモウルビーで実際にプログラムを作成した様子
【ブロックで作成する画面】

【テキストを確認できる画面】

引用元:Smalruby
ステップ2:学習サイトでRubyに触れてみる
スモウルビーを使ってRubyがどのようなものか掴めてきたら、学習サイトでRubyを学んでみましょう。
学習サイトは無料で利用できるものが多いので、気軽にRuby学習を始めることができます。
おすすめの学習サイト:Progate

引用元:Progate
Ruby学習でつまづいたら
プログラミングを学ぶ際には、どうしても壁にぶつかってしまうことがあります。
Rubyを学習していて、分からないところや、ご家庭では解決できないところが出てきてつまづいてしまったときには、Tech Teacherをおすすめします。

本ブログを運営しておりますTech Teacherはプログラミングの家庭教師です。
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まとめ
今回はRubyの特徴や、学習するメリット・学習方法をご紹介してきました。
Ruby学習は「ビジュアルプログラミング言語をやり切った小学生のお子さん」におすすめです。
一人ひとりに最適化された指導を提供するプログラミングの家庭教師「Tech Teacher」で、ぜひ小学生からRubyを習得していきましょう。
Tech Teacherは皆様のお問い合わせをお待ちしております。最後までご覧いただき誠にありがとうございました。