ホームページ作成は小学生にもできる?
小学生の子供がホームページを作ってみたいと言い出して…でもホームページの作り方なんて私もわからない!どうやって作るの?お金はかかる?
この記事では、そんなホームページ作成について解説します!
小学生でもわかる!ホームページの仕組み
まずはホームページの仕組みをご紹介します。
ただ説明するだけでは分かりにくいと思うので、ホームページを本に例えてご説明します!
サーバーってなに?
さて、突然ですが、みなさんは本が読みたいときどうしますか?私は図書館に行きます。図書館には様々な本が置いてあって、誰でも見ることができますよね。
実はホームページは本に似ていて、ホームページにも図書館のような誰でも見ることができる保管場所があります。それがサーバーと呼ばれるものです。
図書館がこの世界に沢山あるようにサーバーもたくさんあり、そのうちの一つにホームページを保管することでホームページのデータを保存できます。
ドメインってなに?
次にドメインです。ドメインはhttps://やwww.から始まる文字列のことです。
例えばこのブログページであれば
https://tech-teacher.jp/kids-blog/
までがドメインにあたります。
これは数あるホームページの中からどのホームページなのかを表すもので、本で言うところの題名にあたるものですね。
検索エンジンってなに?
最後にご紹介するのは「検索エンジン」です。GoogleやYahoo!などがこれにあたります。検索エンジンにドメインを入力することでホームページを開くことができます。
ホームページを本に例えると、世界中の本の在り処が登録されている図書館システムのような存在です。
本のラベル(=ドメイン)をコンピューターに入力すれば、その本(=ホームページ)がどこの図書館(=サーバー)にあるのか分かり読むことが出来ますし、キーワードを入力すれば関連する本を探すことができます。
ここでポイントなのが、新しい本が図書館に追加されたとき、図書館のシステムにもそのことを登録しなければいけないという点です。
ホームページ作成の場合も同じで、あるサーバーに新しいページを追加したら、検索エンジンに登録しなければいけません。これをインデックスと言います。
ホームページはサーバーに保存されており、ホームページごとに定められたドメインを検索エンジンに入力することで表示することができます。
主なホームページの作成方法
ここまで「サーバー」「URL」「検索エンジン」についてご説明しました。これらの知識はホームページ作成において必要な知識になってきます。
では早速、ホームページの作り方をご説明します!
①サーバーをレンタルする
まず、デザインしたホームページを保存する場所が必要です。
いろいろなレンタルサーバー会社があって、無料のものや、レンタルし始めて〇ヶ月は無料という会社もあります。
自分が求めるクオリティーに合わせて使いやすいレンタルサーバー会社を選びましょう。
②ドメインを入手する
次に、ドメインの入手です。
ドメインはレンタルサーバー会社、またはドメイン専門会社で入手することができます。
こちらもサーバーと同じく、無料で入手できる会社もあるので、求めるクオリティーや、ホームページ作成をした後何をしたいかなどに合わせて選びましょう。
③実際にホームページをデザインする
サーバーとドメインが整ったところで、ついにホームページのデザインです!
ホームページのデザインは、HTML(マークアップ言語)やCSS(スタイルシート言語)を用いて行ないます。
よくHTMLやCSSはプログラミング言語だ!と勘違いされやすいのですが、厳密にいうと別の種類の言語です。
ただ、プログラミング初心者の方や、HTML・CSS初心者の方にとってプログラミング言語との違いは些細なものなので、ほんとは違うんだ〜と知っている程度で充分です!
と思った方、実は「ホームページ作成ツール」という裏技があるんです!
そこで、ホームページ作成ツールを用いる場合と、HTMLやCSSでホームページをデザインする場合に分けてご紹介したいと思います!
ホームページ作成ツールを利用する
ホームページ作成ツールとは、その名の通り、文字を入力したり、簡単な操作をしたりするだけでホームページが作れるツールです。WordPressやWixなどが有名です。
無料でホームページを作成できるツールもあり、ホームページ作成が初めての人におすすめの方法です!
HMTLやCSSを用いてデザインする
次に、HTMLやCSSを用いてホームページをデザインする方法です。
全て自分でデザインすることになるので、より希望通りのものを作ることができます。
HTMLやCSSはすでに学習済みだ!というお子さんや、新しいプログラミング言語を学びたいと思っているお子さんにおすすめです!
ただし、HTMLやCSSはプログラミング初学者の小学生にはかなり難易度が高く、プログラミングを学んだことがないお子さんの場合は、ビジュアルプログラミングから学習することをおすすめします。
ビジュアルプログラミングについては、こちらの記事で詳しく解説しています。


④忘れるの厳禁!インデックス
さて、作成したホームページを保存すれば、あとはインデックスするだけです!
インデックスは自然に行われることもありますが、放っておくと1ヶ月ほどかかることもあるので、インデックスの申請は必ず行なうようにしましょう。
小学生がHTMLやCSSを学習するには?
では、ホームページ作成に必要なHTMLやCSSはどのようにして学べばいいのでしょうか。大きく分けて独学で学ぶ方法と、スクールで習う方法があります。それぞれご紹介します!
独学で
まず独学で学習する方法です。
HTMLやCSSはプログラミング言語ではありませんが、初心者のプログラミング学習への入り口となることもあるため、HTML・CSSについての書籍も出版されています。
そのような書籍を参考にして独学で学習することが可能です。
- コストがかからない
- 自分のペースで勉強することが出来る
独学の一番のメリットは、学習にかかるコストが低いことです。パソコンさえあればHTMLやCSSの練習が出来るので、家にパソコンがある場合、かかる費用は書籍代だけになります。
また、独学は自分のペースに合わせて学ぶことが可能なので、自分のスケジュールなどに合わせながら無理することなく学習を続けることができます。
- 学習を継続しづらい
- 分からないときに質問できる相手がいない
独学だと全て自力で勉強することになるので、壁にぶつかったとき支えてくれる人がいません。そのため継続するのは難しいという人もいるでしょう。
また、質問できる人がいない点も見逃せないデメリットです。
スクールで
次に、スクールで学習する方法についてご紹介します。
HTML・CSSはプログラミング言語ではないですが、HTMLやCSSを学ぶコースが用意されているプログラミング教室も多くあります。
ではメリット・デメリットについて見ていきましょう。
- 質問できる教師がいる
- 学習を継続しやすい
スクールでは、プログラミングに精通した教師が質問に対応してくれたり、メンタル面でもサポートしてくれたりします。
HTMLやCSSは難しく感じる小学生のお子さんも多いと思いますので、スクールで学習する方法はモチベーションを保ちながら学習がスムーズに進む点でかなり魅力的です。
- コストがかかる
デメリットとして一番に挙げられるのがコストです。
本来HTMLは小学生にとって少し難易度が高いものになるので、小学生向けのHTML学習コースは個別スタイルというスクールが多くなっています。
自分のペースでしっかり学びたい!小学生がホームページ作成をするなら
自分のペースでHTMLやCSSをしっかり学びたい!そんな方に本ブログがおすすめしたいのはプログラミング専門の家庭教師という選択肢です。

本ブログを運営しています「Tech Teacher」では家庭教師型という特徴を最大限に生かし、固定のカリキュラムはなく、生徒の現状や目標にフィットした内容の授業を受けることができます。
また、東京近郊の方は対面授業にすることもできるという点も大きな特徴です。
- お子さんがビジュアルプログラミングを習得後、HTMLを習わせたい方
- 他のパソコン操作(プログラミングやExcelなど)も習わせたいと思っている方
- 柔軟なカリキュラムを探している方
- お子さんに何か特定の目標などがある方
- お忙しくされている保護者の方
Tech Teacherでは柔軟なカリキュラムにできるからこそ、他のパソコン操作を習わせたいなど、他の目標がある方にもおすすめです。
さらに、オンライン授業なので送り迎えの心配がなく、お忙しくされている保護者の方にもおすすめです。
最後に
今回はホームページの作成方法と、小学生がHTMLやCSSを学ぶならどんな方法があるかについてご紹介しました。
機械に囲まれながら生活を送っている今の時代、ホームページの作り方や、HTML・CSSの扱い方を知っていて損はありません。
もしお子さんがホームページ作成に興味を持たれたのなら、ぜひその手助けをしてあげてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
