目的

Webデザインを徹底解説!小学生におすすめの学習方法とは

近年話題となっているwebデザインは、小学生の習い事としても注目を集めてきています。

しかし、Webデザインについて「聞いたことはあるけど、いまいちよく分からない」という保護者様も多いのではないでしょうか。

この記事ではWebデザインについて一から解説し、小学生がwebデザインを学ぶメリットや、学習方法も合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

そもそもWebデザインって何?

Webデザインとは

Webデザインとは、Webページの制作を行うことです。

主な内容としては、ページのレイアウトやデザインを決める「デザイン」、ページを構築する「コーディング」という2つの作業が伴います。

「コーディング」とは、「デザイン」したものをWeb上で見える形にするために、プログラミング言語を用いてコンピュータに指示を出すことですプログラミング言語を使用することで、コンピュータは人間の伝えたいことを理解することができます。

Webデザインを習得すれば、Webメディアやホームページの作成、Webサービスのデザインできるようになります

グラフィックデザインとの違い

デザインには、おなじみのファッションデザインからゲームデザイン、CGデザインなど様々な領域があります。なかでもwebデザインとよく混同されるのがグラフィックデザインです

グラフィックデザインとは、紙などの手に取れる印刷物をデザインすることです。

WebデザインはWeb媒体に表示されるデザインですが、グラフィックデザインはパンフレットやポスター、看板といった紙媒体に表示されるデザインです。

グラフィックデザインではコーディングを行う必要がないため、プログラミング言語は扱わないという違いがあります。

Webデザインで使用するツール

先ほどご紹介したように、Webデザインでは「デザイン」と「コーディング」の2つの作業を行います。

それぞれで使用するツールが異なるため、しっかり違いを押さえておきましょう。

「デザイン」におけるツール

「デザイン」においては、Adobe(アドビ)社のPhotoshop(フォトショップ)、Illustrator(イラストレーター)などのツールを主に使用します。

この2つのツールはグラフィックデザインでも使用されています。特徴としては以下の通りです。

Photoshop:写真、画像の加工に特化

使用例)不必要なオブジェクトの削除

写真、画像の加工に特化していて、複雑な画像合成を行うことができます。

色や光の加減の調整によって微妙なニュアンスを表現することや、画像から不必要なオブジェクトを切り抜くといった様々な加工を施すことができます。

引用元:Adobe Photoshop公式

Illustrator:イラストを描くことに特化

使用例)ポップなバナー作成

イラストを描くことに特化していて、ロゴやバナーのデザインをすることができます。ソフトにも最初から素材が入っているため、組み合わせるだけで簡単にロゴが作成できます。

引用元:Adobe Illustrator公式

「コーディング」におけるツール

「コーディング」においては、HTMLCSSJavaScriptなどのプログラミング言語を主に使用します

HTMLとCSSはホームページ作成に必須の言語で、もう一段階レベルの高いホームページにするためにはJavaScriptが使用されます

それぞれの特徴は以下の通りです。

HTML:Webページの構造を定義する

HTMLは、単なる文字をタグで囲うことで、文字にタイトル、見出し、本文などのページの要素としての役割を与えて文章の構造を明確にします

CSS:HTMLで記述したものに装飾する

CSSは、HTMLタグで囲んだ文字に対して、色やサイズ、レイアウトなどを指定して見栄えを良くします

そのため、CSSはHTMLと常にセットで使われます。

JavaScript:Webページに動きをつける

HTML、CSSのみのWebページは動きがありません。

高度なツールであるJavaScriptを使用することで、画面が自動で横にスライドしたり、ボタンを押してページが切り替わったりするアクションが起こります

ちなみに、似た名前でJavaという言語がありますが、JavaScriptとは全くの別物なので注意してくださいね。

JavaScriptについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

小学生でもJavaScriptを習得できる?特徴や学び方も紹介!小学生がJavaScriptを学ぶメリットや、学習方法について丁寧に解説!そもそもJavaScriptとは?小学生でもJavaScriptを習得できる?さまざまな疑問を解決します。...

小学生がWebデザインを学ぶメリット3つ

小学生からWebデザインを学ぶメリットはたくさんありますが、主に3つご紹介していきます。

メリット1:コンピュータに親しみを持てる

Webデザインではパソコンのツールやソフトを使用します。そのため、デザインすることを通して小学生でもコンピュータに慣れることができます

小学校ではプログラミング教育の必修が始まり、小学生がコンピュータを使用する機会は今後さらに増えていきます

小学生からコンピュータに親しみを持ち、活用できるようになればプログラミング学習もスムーズに行えるでしょう。

メリット2:創造性を磨ける

Webデザインを行う上で欠かせないレイアウトなどのデザインを考えることは、創造力を高めることにつながります

常識にとらわれない、自由な発想ができる小学生のうちから創造性を磨くことによって、予測不能な今の時代で活躍できる人材になれること間違いなしです。

メリット3:将来の幅を広げられる

生活の中でインターネットが不可欠になった現在では、Webサービスの需要は右肩上がりで、この動きに合わせてWebデザイナーの需要も高まっています

Webデザインを学ぶことで、そのような需要に応えるWebデザイナーを目指すことができます

Webデザイナーは、クライアントが求めるWebサイトを作成し、デザインによってWeb上で情報を伝達することが仕事です。

Webデザイナーはインターネットとパソコンがあれば作業ができるので、仕事場を選ばずに働けるおすすめの職業です

小学生におすすめのWebデザインを学ぶ方法

学習方法1:書籍やYoutubeなどの動画教材

メリット

費用が安く収まるため、初心者のお子様でもWebデザインを始めやすいですYoutubeを初めとして、Schooなどの学習サイトでは無料で動画を見ながら学習することができます。

小学生向けのWebデザインの書籍数は多くはありませんが、親子で学べるというメリットを活かして一緒に学習するのもおすすめです

【学習サイトSchoo】

引用元:Schoo公式

デメリット

ご家庭で学習を進めていくとつまずいてしまう場面も出てきてしまいますが、分からないところを他の人にすぐ聞くことができません

地道にコツコツ学習することが必要になるので、モチベーションを保つことが難しく、習得に時間がかかってしまうこともあります。

また、本や動画に載っている作品の作り方を学ぶことはできますが、自分の思うようなサイト作りは困難だと言えます。

こんな小学生のお子様におすすめ

Webデザインに少しでも興味のあるお子様

親御さんと一緒に学びたいお子様

学習方法2:教室に通う

メリット

分からないことがあったときにすぐに先生に相談できます一人で解決できない壁にぶつかったとしてもプロからアドバイスがもらえるため安心です。

教室に通うと、一緒に学習する仲間ができることも魅力です。お互いの作品を見せ合ったりコンテストで競争したりすることで、学習のモチベーションを高めることができます。

デメリット

教室に通うためには、場所や時間の制限が伴います

家の近くに教室がない方にとっては、お子さんの送迎が大変な場合もあるかもしれません。時間割も教室によって決められているため、スケジュールが合わないこともあります。

また、独学に比べて費用が高くなりがちです授業料に加えて入会金やテキスト代までかかってしまうこともあります。

こんな小学生のお子様におすすめ

お友達と楽しく学習したいお子様

学習方法3:家庭教師などのマンツーマン指導

メリット

個別に対応してもらえるため、自分のペースで学習できます。分からないところがあっても周りの目を気にせずに質問できて、納得のいくまで作りたいものに時間をかけることができます。

決まった時間割りがなく、都合のいい日時を選択できることもメリットです。スケジュールに柔軟に対応してもらえます

デメリット

モチベーションを保つためには一定の競争心が大切ですが、マンツーマンだと学習仲間ができません

先生と1対1で授業を行うため、先生との相性が合わないと授業が辛くなってしまいます

また、マンツーマン指導という手厚いサポートがある分、費用も高くなってしまいます。集団指導の教室に通うよりも料金が高くなることが多いです。

こんな小学生のお子様におすすめ

忙しく教室に通うのが大変なお子様

自分の作りたいものがあるお子様

【簡単比較】小学生におすすめのWebデザインスクール4選

Webデザインで重要となる、「コーディング」を学べるスクールを4つ紹介していきます。ご紹介するスクールは LITALICOワンダー, STAR Programming SCHOOL, CoderDojo, Tech Teacerです

比較する際に役立つ表も合わせてご参考ください。

スクール比較表

LITALICOワンダー

引用元:LITALICOワンダー

Webデザイン講座では、HTML, CSS, JavaScriptを学習できます。プログラミングの基礎を身につけたお子様が、より応用的・発展的なものづくりを目指すコースとなっています。

プロのクリエイターからのフィードバックや、学年とスキルが混ざったクラスで学習できる集団指導があるため、高みを目指したいお子様におすすめです

集団指導、オンラインでの個別指導のどちらでも一人ひとりに寄り添ったカリキュラムを作成していただけます。

STAR Programming SCHOOL

引用元:STAR Programming SCHOOL

Webデザイン講座では、HTML, CSS, JavaScriptを学習できます。同スクールのプログラミング入門講座「Scratchコース」からのステップアップとしておすすめされています。

デジタルハリウッドと提携した講座を受講できるため、最先端の学習を体験してみたいお子様におすすめです

毎回の授業、プチ発表会、合同発表会と発表の場が豊富なことも特徴で、学習を通して自分の想いや考えを伝える力が身につきます。

CopderDojo

引用元:CoderDojo

開催場所によって異なる可能性がありますが、Webデザインに関してHTML, CSS, JavaScriptを学習できます。

非営利団体が運営するプログラミングクラブで、カリキュラムを作らず仲間で学び合うことを推奨しているため、自主的に学んで成長したいお子様におすすめです

もちろんボランティアやメンターの方にサポートしていただけるので、初めてで何をしたらいいか分からなくても大丈夫です。

Tech Teacher

本ブログを運営していますプログラミング家庭教師サービスです。

Illustrator, HTML, CSSの講座があり、Webデザインを基礎から丁寧に学習できます。

指導力・人柄・相性の優れた教師をご紹介し、オーダーメイドカリキュラムを作成致しますので、プログラミングが未経験というお子様でもご安心ください。

さらに完全マンツーマン指導のため、周りを気にすることなく学習に没頭したいお子様におすすめです

以下のボタンからさらに詳しい情報をご覧いただけます。

まとめ

今回はWebデザインについて、小学生が学ぶメリットや学習方法を中心に解説してきました

コンピュータに親しみを持てるようになるなど様々なメリットがあるので、ぜひ小学生のうちからWebデザインを始めてみてくださいね。

学習方法としては、一人ひとりに合わせた柔軟な指導を受けられるマンツーマン指導がおすすめです。

Tech Teacherは皆様のお問い合わせをお待ちしております。最後までお読みいただきありがとうございました。