こんにちは!Tech TeacherのKids Blog編集部です。
大人気ゲーム『マインクラフト』に興味があるお子さんや保護者の方で、このようなお悩みはありませんか?
「マイクラのレッドストーンリピーターを作る方法は?」
「レッドストーンリピーターの使い方は?」
そのようなお悩みをお持ちの方に向けて、本記事では「レッドストーンリピーターを作る方法」「レッドストーンリピーターの使い方」についてご紹介します。
本記事を読むと、レッドストーンリピーターの使い方が分かるので、自動装置の速度を調節できたり距離を延長できるようになりますよ。
ぜひ最後までお読みください!
レッドストーン回路で使用するアイテム一覧を知りたい方は、こちらもご覧ください。
【マイクラ】動画で解説!レッドストーンリピーターの4つの使い方
今回は、レッドストーンリピーターの使い方や作り方をご紹介します。
使い方の具体例を4つ紹介するので、実践にも役立ちますよ!ぜひご覧ください。
【マイクラ】レッドストーンリピーターの基本知識
レッドストーンリピーターは、大規模な装置・回路を作る場合に、ほぼ必須のブロックです。
レッドストーン回路は延ばしていくと徐々に信号が弱くなってしまうため、途中で動力を発する部品が必要になります。
この「回路の途中で動力を増幅する部品」の代表がレッドストーンリピーターです。
現実でも、電気通信機器の中で「信号を遠くに送るために増幅する」仕組みが使われており、「リピータ」と呼ばれています。
レッドストーンリピーターの主な用途と特徴
レッドストーンリピーターの用途は、レッドストーン回路に特化しています。
サバイバルモードでプレイする際の効果などはありません。
レッドストーン回路での用途と特徴は以下の通りです。
- 回路の信号を増幅する
- 信号の流れに遅延を作る
- 不透過ブロックを挟んで回路を作れる
- リピーター2つを組み合わせることで、信号を固定する
最もよく使われる用途が、信号の増幅です。
リピーターに届いた信号の強弱に関わらず、リピーターから発せられる信号の強さは「15」になり、回路の信号の強さで、一番強いレベルです。
回路を連鎖的に動かしたい時は遅延の機能、装飾の中に隠したい時にはブロックを挟める機能を重宝します。
信号の固定は、複数の回路をコントロールしたい時に使えます。
回路が長く、規模が複雑になるほど使いどころが多くなるブロックです。
【マイクラ】レッドストーンリピーターの使い方|信号を増幅する方法
レッドストーンリピーターで信号を増幅する方法を解説します。
レッドストーンリピーターの作り方を先に知りたい方は「レッドストーンリピーターの作り方」をクリックしてください。
信号を増幅させる方法
レッドストーン回路の信号をリピーターで増幅させたい時は、回路の途中にリピーターを設置します。
リピーターには回路の流れる方向が決まっているため、設置する向きを間違うと信号が流れません。
手前(キャラクター側)から奥に向かって流れるようになっています。
信号を増幅させる具体例:遠くにあるトロッコの分岐点を動かそう
一度動かすと自動的に行先まで運んでくれるトロッコは、非常に便利な乗り物です。
レールを回路で動かして、行き先を選べるようにする方法を紹介します。
1.分岐するレールを設置しよう
直進した先で、右と左に道が分かれるようなレールを設置します。
ここでは10ブロックの長さで設定します。
2.分岐点の下につながるレッドストーン回路を作ろう
スタート地点にブロックとレバーを設置して、分岐点の近くまでレールに沿ってレッドストーンダストをつなげます。
遠くにレールを作る場合は、途中で信号が届かなくなります。
そのため、増幅機能があるリピーターを回路の途中に設置しておきましょう。
3.分岐点の真下を掘って、回路とレールをつなごう
レールの分岐点の真下に、上向きの信号が送れる回路を作ります。
レッドストーントーチを手前のブロックの側面に設置して、トーチをつけたブロックに信号が流れるようにレッドストーンダストをつなげます。
これで、レバーをオン・オフすると、右へ行く道と左へ行く道を使い分けられます。
【マイクラ】レッドストーンリピーターの使い方|信号を遅延する方法
レッドストーン回路を利用した装置によっては、タイミングをずらして動かしたいこともあります。
リピーターで信号のタイミングを遅延させる方法を解説します。
信号を遅延する方法
レッドストーンリピーターを設置すると、初期状態では1ティック(0.1秒)の遅延が起きます。
レッドストーンリピーターのレバーを移動させると、1ティックずつ遅延が長くなり、最大4ティック(0.4秒)の遅延を設定できます。
数字は遅延の長さです。ブロックの中にあるトーチ部分の位置が、ズレているのが分かるでしょうか。
このトーチの位置で、遅延の状態が表されています。
リピーターのレバーを動かすと、1→2→3→4とズレていきます。
4の状態でもう一度レバーを動かすと1の状態に戻ります。
信号を遅延する具体例:音ブロックで演奏しよう
今回は音ブロックを並べて、きらきら星を流してみましょう。
遅延のパターンや数を調整することで、ちょっとした曲のアレンジもできますよ。
★きらきら星の楽譜
ドドソソララソ ファファミミレレド
1.氷塊ブロックを並べて、上に音ブロックを配置していく
氷塊ブロックを下に敷くことで、キラキラしたチャイムの音が作れます。
下の段からぐるっと回る、二段の回路。音の並びに注意。
音ブロックを14個配置します。
間隔は、後で調整しやすいように、3つずつ空けておきましょう。
楽譜を参考に、音ブロックを使用して音程を調整していきます。
2.レッドストーン回路をつなげていく
ブロックの配置が終わったら、回路をつないでいきましょう。
まずは、最初の音となる場所の近くにブロックを置いてボタンを取り付けます。
ボタンのついたブロックから音ブロックへ、レッドストーンダストを並べます。
音ブロックの手前にリピータを設置して、間にはレッドストーンダストを配置します。
一度、ボタンを押して鳴らしてみましょう。
一定のリズムで最後までメロディと回路が流れればOKです。
3.リピーターの遅延機能で、音の間隔を調整する
リピーターの遅延機能を使って、音のリズム間隔を調整します。
今回は、すべてのリピーターを「4ティック遅延」の状態に設定しています。
7番目の音が楽譜通りになっていないので、7番目の「ソ」のあとに間を作ります。
リピーターを追加して、こちらも「4ティック遅延」の状態にしました。
楽譜通りできたら、音ブロックやリピーターを足したり並べ替えたり、リピーターの遅延を調整してみましょう。
好みのメロディを作ってみてくださいね。
【マイクラ】レッドストーンリピーターの使い方|ブロックを越えて信号を送る方法
レッドストーンリピーターを設置すると、増幅された信号が出る側に不透過ブロックがあっても、ブロックの向こう側に信号を送れます。
1つのブロックの中、もしくは一部が光を通すような状態になっているブロックを透過ブロック、通さないブロックを不透過ブロックという。
透過ブロック:ガラス、水などの液体、ハーフブロック、ボタンなど
不透過ブロック:石、鉱石、土、板材など
ブロックを越えて信号を送る方法
リピーターでブロックを越えて信号を送るには、リピーターの信号の出口側にブロックを置きます。
リピーターを置く方向さえ間違えなければ、あとはレッドストーンダストで回路をつないで完成です。
ブロックを越えて信号を送る具体例 :不透過ブロックの装飾を生かしたまま回路を作る
大きな建築であると、どうしても装飾のためにできるデコボコのせいで組みたい回路が難しくなる場合があります。
困った時には、「ブロックを挟んで回路をつなげられる」というリピーターの機能を生かせば、スッキリ収められる可能性が高くなります。
仮に、こんな塔のような建築で、発動のきっかけ(レバー)と実際に動くもの(鉄のドア)を離して動かしたい場合、レッドストーンダストが見えるとせっかくの装飾が台無しですよね。
今回は地面の上なので地下を通す方法もありますが、二階建てなど下のスペースに余裕がない時もあります。
今回は床周りに回路のスペースを作ってみました。
外から見ても、一見スッキリします。
実際には、こんな風にブロックを挟んで回路を作っています。
挟まれているブロックは、先ほど内側から見た時には床だった部分です。
ブロックを挟んでの回路づくりは、見た目のコントロールをしたい時以外にも、回路の高さを調節したい時など回路づくりの幅が広がります。
ぜひ自分でレッドストーン回路を作る時にも、テクニックとして使ってみてください。
【マイクラ】レッドストーンリピーターの使い方|信号を固定する方法
レッドストーンリピーターは、信号の流れと交差するように、もう1つリピーター(もしくはレッドストーンセパレーター)を置くことで、信号の状態を固定できます。
信号が固定された(ロックされた)状態になると、元々繋がっていた回路がオン・オフされても、固定された時の状態のままリピーターから信号が流れていく(もしくは流れないままの)状態になります。
百聞は一見にしかず、実際に回路を設置して確認してみましょう。
信号を固定する方法
リピーターの信号を固定するには、設置したリピーターと流れが交差するように、もう1つのリピーターを設置します。
交差させたリピーターをまた回路でつないで信号を流すと、先に設置したリピーターの上に黒曜石の棒がのせられます。
信号がOFFのまま固定されている状態
信号がオンのまま、固定されている状態
この棒が乗っている間は、信号が固定できます。
固定されると、元々リピーターに流れていた回路のオン・オフの影響を受けず、固定されたままの状態になります。
信号を固定する具体例 :複数の機能がある回路の一部を動かす/止める
リピーターの、信号を止める機能はやや特殊で、通常使う装置の中ではあまり出番がないかもしれません。
しかしながら、こうした回路を制限する機能も、必要になる場面があります。
試しに、3つの機能を持つ回路を作って、一部の信号をロック機能で止めてみましょう。
1.3つのコースを持つセット回路を作る
1つのレバーで、「レッドストーンランプをつける」、「粘着ピストンを動かす」、「ピストンを動かす」機能を持つ回路(以後セット回路と表記)を作ります。
石ブロックにレバーを設置して、3つのコースにレッドストーンダストをつなげます。
途中にリピーターも設置しておきましょう。レバーで3つの装置が動けばOKです。
2.装置の一部を止める、ロック用回路を作る
一番右端に設置した、ピストンの回路をロックする回路を作ってみましょう。
セット回路の部分とぶつからないように、もう1つ石ブロックとレバーを用意します。
2つ目のレバーから、ピストンの回路上にあるリピーターへ向かって、レッドストーンダストをつなげます。
一番右のリピーターにぶつかるように、新しいリピーターを設置すれば完成です。
3.レバーのオン・オフで動作を確かめる
通常であれば、1つ目のレバーで3つの装置が動きます。
ところが、セット回路のレバーをオンにしてからロック用回路をオンにすると、1つ目のレバーをOFFにしてもピストンの回路は動いたままです。
逆に、セット回路のレバーをOFFにした状態でロック用回路をオンにすると、ピストンの回路はOFFの状態でロックされます。
セット回路のレバーを上げても、右端のピストンだけは動きません。
装置が複雑になるほど「この回路はまとめて動かしたい/止めたい」、「この回路のここだけ動かしたい/止めたい」という場面も出てきます。
コントロールする方法の1つとして覚えておくと良いでしょう。
【マイクラ】レッドストーンリピーターの作り方
レッドストーンリピーターのクラフトは簡単です。
サバイバルモードで装置を作りたい場合には、以下を参考にしてください。
レッドストーンリピーターのクラフト方法
レッドストーンリピーターのクラフト方法は以下のとおりです。
レッドストーンリピーターは64個まで1スタックで持てます。まとめて作って、確保しておきましょう。
クラフトには3種類のアイテムが必要です。
画像 | アイテム名 | 入手方法 |
石 | ・丸石をかまどで焼く ・石をシルクタッチ付きのつるはしで壊す | |
レッドストーン ダスト | ・レッドストーン鉱石(座標Y=15以下で出現)を鉄以上のつるはしで壊す ・ダンジョンや村などのチェストから入手する ・ウィッチを倒してドロップさせる ・聖職者の村人と取引する | |
レッドストーン トーチ | ・レッドストーンダストと棒でクラフトする |
また、古代都市にある隠し部屋では、レッドストーン回路の一部として設置されています。
古代都市は最強クラスのボスMob・ウォーデンが出現する場所でもあります。
隠し部屋の装置はレッドストーン回路の勉強にもなりますが、リピーターを目的として行くにはリスクが高すぎます。クラフトした方が近道でしょう。
レッドストーンリピーターをコマンドで入手する方法
クリエイティブモードやチートをオンにしてある場合は、コマンドで入手することもできます。
自分が、レッドストーンリピーターを64個(1スタック)入手するコマンド
※Java版、統合版共通
/give @s repeater 64
give | 1番目:コマンド名 プレイヤーにアイテムを与えるコマンド |
---|---|
@s | 2番目:効果をつける対象 「@s」は「コマンドを実行したエンティティ」の意味があるターゲットセレクター |
repeater | 3番目:入手したいアイテムのID レッドストーンリピーターは「repeater」となる |
64 | 4番目:入手したい個数 欲しい個数で入力する。入力しない場合は自動的に1になる。 |
正しく入力ができていれば、リピーターが手に入ります。
ご自宅でマイクラを学べる!Minecraftの家庭教師
マイクラのレッドストーンリピーターを利用して自動回路を作ろう!
今回は、レッドストーンリピーターの作り方・使い方を解説しました。
- レッドストーンリピーターは、【レッドストーンダスト×1、レッドストーントーチ×2、石×3】で作業台を使ってクラフトできる
- 回路が長くなる場合は、レッドストーンリピーターを組み込むと、信号が増幅される
- タイミングをずらして回路を動かす場合は、レッドストーンリピーターの遅延機能で調整できる
- 通常、信号を通さないブロックも、レッドストーンリピーターで挟むことで回路に組み込める
- レッドストーンリピーターの横にもう1つリピーターをつなげることで、回路の一部を固定できる
レッドストーンリピーターは大きな回路には欠かせない部品です。機能も多いので、回路に組み込みながら、少しずつ覚えていきましょう!