こんにちは!Tech TeacherのKids Blog編集部です。
大人気ゲーム『マインクラフト』に興味があるお子さんや保護者の方で、このようなお悩みはありませんか?
「マイクラで花火を作る方法は?」
「花火がキレイに見える打ち上げ装置の作り方は?」
そのようなお悩みをお持ちの方に向けて、本記事では「花火の作り方・使い方」「4パターンの花火演出と装置の作り方」についてご紹介します。
本記事を読むと、花火を作り方やレッドストーン回路を利用した打ち上げ装置が作れるので、マイクラで花火の演出ができますよ。
ぜひ最後までお読みください!
自動装置を一覧で確認したい方は、こちらの記事もご覧ください。
【マイクラ】動画で解説!花火打ち上げ装置の作り方!
こちらの動画では、花火打ち上げ装置や花火のテクニック3選を解説しています。
「マイクラで花火大会をしたい!」 と思っている方は必見です!
【マイクラ】花火の基礎知識
マイクラで花火として使うのは「ロケット花火」というアイテムです。
花火として打ち上げる以外にも、範囲攻撃や飛行速度を上げる効果があります。
現実の花火には、種類ごとに名前がついており、マイクラの花火は「牡丹(ぼたん)」と呼ばれるものに似ています。
「牡丹(ぼたん)」花火は、線を引いた広がりが無く、点描で球状に広がる花火です。
作り方によっては垂れさがるラインが美しい「柳」や多くの花火が見える「スターマイン」に似たビジュアルもできますよ!
柳
スターマイン
花火の使い道
花火の使い道は、以下の3通りです。
- 空に打ち上げて見て楽しむ
- クロスボウの矢として使う
- エリトラの滑空時に速度を上げる
空に打ち上げて見て楽しむ
日本では主に夏、海外では新年のお祝いによく見られる打ち上げ花火です。
YouTubeをはじめとした動画サイトでも、にぎやかな花火の動画が見られます。
クロスボウの矢として使う
ロケット花火を左手(オフハンド)に持った状態でクロスボウを使うと、ロケット花火をクロスボウの矢としてセットできます。
通常の矢とは違って命中するのではなく、飛距離分飛んだ先に範囲攻撃の効果があります。
飛翔時間の長さが射程に影響します。
エリトラの滑空時に速度を上げる
エリトラでの滑空中にロケット花火を使うと、加速できます。
飛翔時間の長さが、効果時間と速さに影響します。
花火の入手方法・作り方
ロケット花火のクラフト方法
ロケット花火のクラフト方法は、以下の通りです。
ロケット花火(「花火の星」を使わない場合)のクラフト
- 火薬(1~3個)
- 紙(1個)
火薬の数によって、飛翔時間=飛ぶ距離が3段階あります。
火薬の数 | 飛翔時間 | 飛ぶ距離 | ロケット花火のクラフト |
1個 | 1 | 12~22ブロック | |
2個 | 2 | 23~39ブロック | |
3個 | 3 | 40~60ブロック |
段階があがるごとに距離は長くなりますが、飛ぶ距離の範囲内でランダムに飛ぶので、同じ飛翔時間の花火を打ち上げても同じ高さになるとは限りません。
色のついたロケット花火のクラフト方法
色のついたロケット花火のクラフト方法は、以下の通りです。
ロケット花火(「花火の星」を使う場合)のクラフト
- 花火の星(1~7個)
- 火薬(1~3個)
- 紙(1個)
※合計アイテム数は9個以下
ロケット花火のクラフトに花火の星を追加すると、色のついた花火ができます。
複数の花火の星を入れた場合、追加したすべての色が破裂します。
花火の星の作り方
花火の星は、火薬と染料でクラフトできます。
花火の星のクラフト
- 火薬
- 各種染料
形状用アイテムやフェード効果用アイテムを追加すると、見た目が変わります。
花火の星(見た目が変化する方法)のクラフト
- 火薬(1個)
- 染料(1~8個)
- 形状用アイテム(0~1個)
- フェード効果用アイテム(0~2個)
※合計アイテム数は9個以下
種類 | アイテムの効果 | アイテム | 条件 |
色用アイテム | 花火の色を決定 | ・黒色の染料 ・灰色の染料 ・薄灰色の染料 ・白色の染料 ・赤色の染料 ・橙色の染料 ・黄色の染料 ・空色の染料 ・青色の染料 ・青緑色の染料 ・黄緑色の染料 ・緑色の染料 ・桃色の染料 ・赤紫色の染料 ・紫色の染料 ・茶色の染料 | 最大8個まで |
---|---|---|---|
形状用アイテム | 花火の形を決定 | ・ファイヤーチャージ:大玉 ・金塊:星型 ・羽根:破裂 ・Mobの頭:クリーパー型 | 入れられるのは4種類中1個 |
フェード効果用アイテム | 花火が破裂した後の効果を決定 | ・ダイヤモンド:流れ星 ・グロウストーンダスト:点滅 | 最大2個まで |
でき上がった花火の星で、染料を足してクラフトすると、色変化のフェード効果がつきます。
色変化は「フェード効果」の枠なので、点滅や流れ星の効果は上書きされて消えてしまいます。
花火を打ち上げる方法
花火はロケット花火を持って、置くボタンを押すと打ち上げられます。
遠い場所で花火を打ち上げたい場合は、ディスペンサーを使いましょう。
打ち上げ花火にしたい場合は、上向きにディスペンサーを設置して、ディスペンサーの中にロケット花火を入れておきます。
ディスペンサーにレッドストーンダストとレバーを設置して、レバーをオンにすると花火を打ち上げられますよ!
ディスペンサーとよく似た機能を持つブロックにドロッパ―があります。しかし、ドロッパ―では打ち上げられないので注意しましょう。
ディスペンサーについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
【マイクラ】花火サンプル1:遠くの花火を連続で打ち上げる方法
飛翔時間の違う大玉3種類の打ち上げと、打ち上げがしっかり見られる展望台を準備しましょう。
とくに、飛翔時間3と飛翔時間1の花火を同時に画面に収めるためには、離れた場所に展望台を作る必要があります。
装置に必要なアイテム
- ディスペンサー 3個
- レッドストーンダスト 大量(64あれば大丈夫)
- レッドストーンリピーター 4個
- ガラスブロック
- ボタン(種類問わず)
※サバイバルモードなど浮遊が使えない場合は、足場ブロック(15個程度)も用意しておきましょう
花火の作り方-高度違いの大玉3種類
まずは大玉の花火の星を作ります。
色は橙を使っていますが、好きな色で大丈夫です。
3種類に分けて使いますが、多めに6個ほど作っておきましょう。
でき上がった花火の星に火薬と紙を足して、ロケット花火を作ります。
火薬の数を変えて、3種類のロケット花火を作りましょう。
ロケット花火は1回で3個ずつ作られるので、飛翔距離の違う花火を各6個作りましょう。
装置の作り方-花火を観る場所まで回路を設置
今回は、3か所のディスペンサーから同時に花火を発射します。
まずは、ディスペンサーを3つ、上向きに設置して、レッドストーンダストで回路をつなげましょう。
サンプル2でブロックを追加するので、混線を避けた配置にしています。
装置の手前にリピーターを設置して、展望台まで回路をつなげます。
10ブロックごとにリピーターを置いて、30ブロック程離れた場所に展望台を作りましょう。
展望台の回路を上につなげるため、ガラスを使います。
サバイバルモードで設置する場合は、足場ブロックを使いながらガラスを設置しましょう。
14ブロックほどの高さに積み上げたら、回路の最後にボタンを設置します。
レバーでも大丈夫ですが、OFFにすることを忘れがちになるので、ボタンがおすすめです。
完成したら、展望台のスイッチを押して、ディスペンサーまで信号が届くか確認しましょう。
問題なければ、ディスペンサーにロケット花火を入れます。
手前から順に飛距離3、2、1の花火を入れます。
展望台のスイッチを押して、花火を楽しみましょう!
【マイクラ】花火サンプル2:同じタイミングで花火を打ち上げ
サンプル2では、飛距離の違う3種類の花火を同時に打ち上げます。
タイミングの調整は、レッドストーンリピーターの遅延機能を使いましょう。
設置したレッドストーンリピーターを使用すると、信号を1~4ティック遅延できますよ。
レッドストーンリピーターについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
装置の材料(サンプル1で使用した材料は除く)
- レッドストーンリピーター 5個
装置の作り方-レッドストーンリピーターで遅延調整
サンプル1で作った回路の一部に、レッドストーンリピーターを設置します。
一番奥のディスペンサーへの回路には3個、真ん中のディスペンサーへの回路には2個設置します。
一番奥のディスペンサーへの回路は合計12ティック、真ん中のディスペンサーへの回路には6ティックの遅延に設定します。
展望台の装置や中の花火は同じで大丈夫です。
スイッチを押して花火を打ち上げてみましょう!
【マイクラ】花火サンプル3:一点集中でぎゅっと詰まった連続花火
花火大会のフィナーレで、いくつもの花火を連発して音とともに空を明るくする「スターマイン」。速射連発を条件とした花火群です。
マイクラではクロック回路を使うと、再現できます!
クロック回路について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
装置に必要なアイテム
- ディスペンサー 3個
- レッドストーンダスト 大量(64あれば大丈夫)
- レッドストーンコンパレーター 3個
- レッドストーンリピーター 9個
- 粘着ピストン 3個
- 土ブロック 3個
- レバー 1個
※土ブロックは他の不透過ブロックでもOK
花火の作り方-小玉大玉ごちゃ混ぜ・大量
連射・連発型の装置なので、自分の好みに合わせてさまざまな種類の花火を混ぜてみましょう。
見栄えよく楽しむためには、大量に、幅広く用意することが重要です。
3か所から発射するため、今回は以下のような配分にしました。
- 中央のディスペンサーには、飛翔距離2の花火を2種類(大玉・星形)
- 両側のディスペンサーには、同じ花火を1種類(点滅効果)、違う花火を3種類。すべて飛翔距離は1。
「目立つ中央には形に特徴のあるものを高く、両サイドは小さめでキラキラしたものを混ぜる」という方針です。
装置の作り方-クロック回路で連続発射
ディスペンサーを上向きに設置して、レッドストーンコンパレーターとレッドストーンリピーターで、途中に輪を作る用な回路を作ります。
輪の部分が、信号を繰り返すクロック回路になります。
輪の角の部分を利用して、回路がON/OFFできるようにします。
粘着ピストンと土ブロックを角の手前に設置して、回路がONになったら角の位置にブロックを押し出すように設置します。
ディスペンサーの両側に1ブロック空けてディスペンサーを設置し、ディスペンサーごとに、同じクロック回路を作ります。
図ではリピーターの数を1~3個と別々にしています。
好みの配分に合わせて、リピーターの数を調整してみてください。
ポイントは、粘着ピストンを使う角の手前には、必ずリピーターを置くことです。
回路から10ブロックほど離れたところにリピーターとレバーを設置します。
これで、回路が完成したのでテストをします。
レッドストーンランプを代わりに置いて、レバーをONにしてみましょう。
3つの回路でリピーターが点滅していればOKです。
問題なければ、ランプを壊して回路をつなぎ直します。
見ごたえのある連射花火を楽しみましょう!
【マイクラ】花火サンプル4:地表で花火ができる打ち上げ以外の花火テク
一般的な打ち上げ以外の方法を3種類紹介します。
- 地表で花火を破裂させる方法
- 斜めに花火を発射する方法
- 花火の高さをコントロールする方法
装置はどれも小さいですが、アクセントになったり精度を上げたりと、素敵な花火大会ができますよ!
地表で花火を破裂させる方法
ディスペンサーを下向きにすると、地面と接した部分で破裂します。
装置としては単純ですが、下から破裂する意外性もあるので、花火大会の幅を広げるにはもってこいですよ!
斜めに花火を発射する方法
発射口に水流がある場合、発射方向が水流の方向へ傾きます。
そのため、ロケット花火を斜め方向に打ち上げられます。
高く打ちあがる花火も魅力的ですが、一種類では単調になりがちです。
地表の花火とも組み合わせて、低い場所の演出に使ってみてください。
花火の高さをコントロールする方法
花火を打ち上げる高さをコントロールしたい時は、バリアブロックを使いましょう。
花火はブロックにぶつかったところで破裂するので、バリアブロックを設置すると目立たずに破裂できます。
上の画像ではバリアブロックを手に持っているため、表示されています。
手に持っていない場合は、透明になるのでバリアブロックが見えなくなります。
発射の際に方向はブレが起きるため、真上だけでなく周囲1~2マス(9~16ブロック分)の範囲に設置すると確実です。
また、バリアブロックはコマンドでのみ入手・設置できるブロックです。
コマンドは以下を参考にしてみてください。
バリアブロックを10個手に入れるコマンド
/give @s barrier 10
足元を中心とした9マス(3×3)に、バリアブロックを配置するコマンド
/fill ~1 ~0 ~1 ~-1 ~0 ~1 barrier
バリアブロックについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
マイクラで華やかに彩る花火大会を再現しよう!
今回は、花火に必要な基礎知識や打ち上げ方、テクニックを紹介しました。
- ロケット花火は「火薬」と「紙」でクラフトできる
- ロケット花火を打ち上げるには、持って投げるかディスペンサーを使う
- 花火のサンプルを参考にすると、タイミングを調整したり連射して打ち上げたりできる
- 花火は地表で破裂したり、斜めに発射したりできる
マイクラでオリジナルな花火を組み合わせて、華やかに彩る夜空にしてみましょう。