こんにちは!Tech TeacherのKids Blog編集部です。
プログラミング教育に興味がある保護者の方で、こんなお悩みはありませんか?
「JavaScript(ジャバスクリプト)とは?」
「小学生がJavaScript(ジャバスクリプト)を勉強する方法は?」
そんなお悩みをお持ちの保護者の方に向けて、本記事では「JavaScript(ジャバスクリプト)の特徴とおすすめする理由」「小学生がJavaScript(ジャバスクリプト)を勉強する方法」について解説します。
本記事を読むと、JavaScript(ジャバスクリプト)の勉強方法がわかるので、スマホアプリやゲームで使われているJavaScript(ジャバスクリプト)のプログラミングに入門できますよ!
ぜひ最後までお読みください。
小学生が好きなマイクラで「JavaScriptを学ぶ方法」も参考にしてみてください。

「JavaScript(ジャバスクリプト)」とは?
「JavaScript(ジャバスクリプト)」とは、Webサイトに動きをつけるためのプログラミング言語です。
Webサイトは、HTML(エイチティーエムエル)とCSS(シーエスエス)という2つの言語で作らており、HTMLでは「Webサイトに見出しや本文や写真などを表示」、CSSでは「色や大きさや文字の形を指定」でプログラムしています。
しかし、この2つの言語だけでは、ただ文字や画像を表示することしかできません。
そこで、「メニューを押すと目次が表示される」「画像をスライドショーで表示する」など、Webサイトに動きをつけて、より使いやすく見やすいものにする言語がJavaScriptです。
「JavaScript(ジャバスクリプト)」は、プログラミング言語のひとつである「Java」と名前がよく似ていますが、全く別の言語です。
「JavaScript(ジャバスクリプト)」の使い道
「JavaScript(ジャバスクリプト)」はWebサイトを開発するために使われており、具体的に使用されているツールは以下の通りです。
- Google Maps
- Gmail
近年では、Webサイトだけでなく「スマホアプリの開発」にも使われています。
また、ブラウザゲームやチャットアプリなどにも利用されており、幅広く利用されています。
小学生が「JavaScript(ジャバスクリプト)」を勉強して身につく力
小学生が「JavaScript(ジャバスクリプト)」を勉強すると、以下のような力が身につきます。
- 思考力が身につく
- 仕事で役立つ力が身につく
①思考力が身につく
小学生のうちから「JavaScript(ジャバスクリプト)」を学ぶと、他の小学生よりも高いレベルの「プログラミング的思考力」が身につきます。
また、プログラミングに取り組むと何度も試行錯誤する工程を繰り返すので、幅広い分野で役に立つ「問題解決能力」も身につきます。
近年では、プログラミング教育が小学校で必修化されたり、大学入試でもプログラミングの力を図る問題が出題されたりするなど、子どものうちからプログラミングに必要な思考力を身に着ける重要性がますます高まっていますよ。
②仕事で役立つ力が身につく
「JavaScript(ジャバスクリプト)」を勉強すると、IT業界の仕事に役立つ力が身につきます。
「JavaScript(ジャバスクリプト)」はIT業界の現場で広く使われている言語で、Web開発やアプリ開発には欠かせません。
将来的にも需要があると言われている「JavaScript(ジャバスクリプト)」を小学生のうちから学ぶと、将来IT業界で活躍できる力が身につきます。
小学生にJavaScript(ジャバスクリプト)をおすすめする理由
小学生に「JavaScript(ジャバスクリプト)」をおすすめする理由を4つ紹介します。
- すぐに始められる
- シンプルで分かりやすい
- 動きをイメージしやすい
- 使用する場面が多い
①すぐに始められる
JavaScript(ジャバスクリプト)はプログラミングを始める環境を整えるのが簡単です。
他のプログラミング言語は環境を整える段階でつまづいてしまう初心者が多いです。
しかし、「JavaScript(ジャバスクリプト)」の場合は、普段使っているブラウザにその環境が用意されているため、MacでもWindowsでも、ブラウザさえあればすぐに無料で使い始められます。
②シンプルで分かりやすい
JavaScript(ジャバスクリプト)はプログラムがシンプルで分かりやすいの構文です。
また、他のプログラミング言語に比べて記述内容が分かりやすく、記述量も少ない特徴があります。
決して簡単な言語ではないものの、初心者でも比較的理解しやすい言語です。
③動きをイメージしやすい
「JavaScript(ジャバスクリプト)」は、プログラムの実行結果がイメージしやすい言語です。
「JavaScript(ジャバスクリプト)」のプログラムは普段使っているブラウザで実行されるため、初心者でもプログラムが実際にどのように動くかをイメージできます。
たとえば、ボタンをクリックすると色が変わる、テキストが表示される、アニメーションが動くといった視覚的な変化をすぐに確認できます。
また、ブラウザの開発者ツール(DevTools)を使えば、コードの実行結果をリアルタイムで確認しながら学習できるため、試行錯誤しながら理解できます。
④使用する場面が多い
JavaScript(ジャバスクリプト)は、幅広い用途で活用されているプログラミング言語です。
Webページに動きを加えるだけでなく、スマホアプリやゲーム開発、さらにはサーバーサイドの処理にも使用されており、現代のIT業界で欠かせない存在となっています。
過去の開発事例や学習リソースが豊富に蓄積されているため、必要な情報を見つけやすく、初心者でも学びやすいのが特徴です。
また、将来的にも高い需要が期待されるため、習得することでキャリアの選択肢が広がるでしょう。
「JavaScript(ジャバスクリプト)」がおすすめできる小学生
「JavaScript」は、HTMLとCSSで作れるWebサイトよりも高度なWebサイトを作りたい小学生におすすめです。
HTMLとCSSで簡単なWebサイトを作れるなら、以下のような動きのあるWebページが作れます。
- クイズに答えられるサイト(ボタンを押して回答する仕組み)
- カウントダウンが表示されるサイト(時間制限のあるゲームなど)
一方、プログラミングにあまり取り組んだことがない小学生や、興味を持ち始めたばかりの小学生には、Scratch(スクラッチ)やViscuit(ビスケット)といったビジュアルプログラミング言語が適しています。
これらは小学校のプログラミング教育でも使われており、以下のような特徴があります。
- テキストではなく図形を使ってプログラミングできる
- 直感的に操作できるため、初心者でも学びやすい
いきなり「JavaScript」のようなテキストベースの言語に挑戦すると、挫折しやすく、プログラミングへの苦手意識が生まれてしまうこともあります。
ビジュアルプログラミング言語については、以下の記事で詳しく解説しています。

小学生が「JavaScript(ジャバスクリプト)」を勉強する方法
小学生が「JavaScript(ジャバスクリプト)」を勉強する方法を3つ紹介します。
- 入門書や解説サイトで勉強する
- プログラミング教室で勉強する
- マンツーマン指導で勉強する
それぞれの学習方法のメリットとデメリットについて解説します。
①入門書や解説サイトで勉強する
入門書や解説サイトで勉強する方法があります。
メリットとデメリットは以下の通り。
入門書や解説サイトで勉強するメリット
- 需要の高い言語であり、学習環境が充実している
- 初心者向けの入門書や解説サイトが多く、小学生向けの解説もある
- 独学で学べるため、プログラミング教室に通うよりも費用がかからない
入門書や解説サイトで勉強するデメリット
- 小学生が独学で習得するのは難易度が高い
- 入門書や解説サイトにはJavaScriptのすべてが書かれているわけではない
- 基礎を学び終えた後の応用学習が重要だが、独学では難しい場合がある
②プログラミング教室で勉強する
プログラミング教室で勉強する方法があります。
メリットとデメリットは以下の通り。
プログラミング教室で勉強するメリット
- 基礎から上級まで体系的に学べる
- 思考力や表現力を養うカリキュラムがある教室もある
- 知的好奇心を刺激する工夫が取り入れられている
プログラミング教室で勉強するデメリット
- JavaScriptを教えている小学生向けのプログラミング教室は少ない
- 最適な教材やカリキュラムを提供する教室を見つけるのが難しい
③マンツーマン指導で勉強する
マンツーマン指導で勉強する方法があります。
メリットとデメリットは以下の通り。
マンツーマン指導で勉強するメリット
- 一人ひとりに合わせた適切な指導が受けられる
- 性格や学習時間、習熟度、到達目標に合わせて最大限寄り添った指導が可能
マンツーマン指導で勉強するデメリット
- 費用がかかる(本や解説サイト、プログラミング教室に比べて)
小学生から「JavaScript(ジャバスクリプト)」を勉強しよう!
今回は、小学生が「JavaScript(ジャバスクリプト)」を勉強する方法について紹介しました。
まとめると、以下のようになります。
- JavaScript(ジャバスクリプト)はWebサイトに動きをつけるためのプログラミング言語
- 小学生が学ぶとプログラミング的思考力や問題解決能力が身につく
- JavaScript(ジャバスクリプト)は入門書、プログラミング教室、マンツーマン指導で勉強できる
ビジュアルプログラミング言語が簡単にできる小学生は「JavaScript(ジャバスクリプト)」も勉強してみましょう!