こんにちは。Tech TeacherのKids Blog編集部です!
お子さんがマイクラにハマっているという保護者の方で、こんなお悩みはありませんか?
「洞窟や夜の森の暗さを怖がって、マイクラは好きなのに楽しめていない時がある」
「暗くなる度に暗視のポーションを使ってるけど、面倒くさいと文句を言っている」
そんなお悩みを持つ保護者の方に向けて、コマンドを活用して長時間続く暗視エフェクトを付ける方法を解説します。
また、コマンドブロックを使って、ワールド中どこでも、永遠に暗視エフェクトを付け続ける装置の作り方もご紹介します。
この記事を読めば、マイクラの暗闇ももう怖くありませんよ。
マイクラのおすすめのコマンドを一覧で知りたい方は、「おすすめコマンド一覧」の記事もご覧ください。

暗視エフェクトのコマンドで、スッキリ視界を手に入れよう!

マイクラでの夜間や洞窟は暗く不自由ですが、この暗さを無くす方法として「暗視」のエフェクト(ステータス効果)があります。マイクラ実況をよく見る方にはおなじみですね。
通常のサバイバルモードでは、「暗視」効果をつけるために、ポーションや矢が必要です
ただし、効果時間は最大でも8分で、繰り返し使う必要があります。他の方法としては時間制限のないコンジットがありますが、設置は水中のみで、範囲も限られています。
暗視効果をつけるコマンドであれば、はるかに長い時間クリアな視界でプレイできます。
Java版と統合版(Switch、スマホ・タブレットを含む)で書き方が違うので、プレイしているソフトに合わせて使ってくださいね。
暗視エフェクトのコマンド【マイクラJava版】
Java版では、ステータス効果をつけるコマンドが「/effect give」となることが特徴です。
また1.19.4以降であれば、効果時間を「infinite」(=無限)にできます。暗視のように常時つけておきたい効果の場合は、とても便利です。
おすすめコマンド構成
/effect give @a night_vision infinite 0 true

コマンドの中身を分解して説明すると、以下のようになります。
effect | 1番目:コマンド名 「effect」は、対象にステータス効果を管理するコマンド |
---|---|
give | 2番目:effectのサブコマンド 「give」は、対象にステータス効果をあたえる |
@a | 3番目:効果をつける対象 「@a」は「すべてのプレイヤー」の意味をもつターゲットセレクター |
night_vision | 4番目:「effect」でつけたい効果のID 「night_vision」は暗視効果のID |
infinite | 5番目:効果時間(単位は「秒」) 1~1000000までの数字もしくは「infinite」が使える ※「infinite」は1.19.4以降で使える値 |
0 | 6番目:効果のレベル 「night_vision」の場合はレベルが無いので、0で大丈夫 |
true | 7番目:パーティクル(見た目の効果)を表示するかどうか 表示する場合は「false」、表示しない場合は「true」 |
今回はマルチプレイでも便利なように「@a(すべてのプレイヤー)」を対象にしています。
シングルプレイの場合は「@s(コマンドを実行した対象)」や「@p(一番近いプレイヤー)」でも大丈夫です。

時間制限はありませんが、ステータス効果を消す牛乳入りバケツを使ったり、ゲーム中に落下などで死んでしまうと効果が消えます。
もう一度コマンドを使うか、本記事でも紹介しているコマンドブロックを使う方法へ切り替えましょう。
一緒に覚えると便利なコマンド
Java版では、ステータス効果を指定して消すコマンドがあります。暗さと明るさのバランスを見たい時などは、一度暗視効果を消しておきましょう。
暗視効果を消す
/effect clear @a night_vision
暗視エフェクトのコマンド【マイクラ統合版】
統合版では、使いやすいようにコマンドも短めになっているので、「/effect」だけで効果がつけられます。Switch、スマホやタブレットでも同じです。
おすすめコマンド構成
/effect @a night_vision 1000000 0 true

コマンドの中身を分解して説明すると、以下の表のようになります。
effect | 1番目:コマンド名 「effect」は、対象にステータス効果を管理するコマンド |
---|---|
@a | 2番目:効果をつける対象 「@a」は「すべてのプレイヤー」の意味をもつターゲットセレクター |
night_vision | 3番目:「effect」でつけたい効果のID 「night_vision」は暗視効果のID |
infinite | 4番目:効果時間(単位は「秒」) 1~1000000までの数字が設定できる。 最大の「1000000秒」(0が6個)だと、約277時間効果がある |
0 | 5番目:効果のレベル 「night_vision」の場合はレベルが無いので、0で大丈夫 |
true | 6番目:パーティクル(見た目の効果)を表示するかどうか 表示する場合は「false」、表示しない場合は「true」 |
今回も、マルチプレイ用に「@a(すべてのプレイヤー)」を対象にしています。
シングルプレイの場合は「@s(コマンドを実行した対象)」や「@p(一番近いプレイヤー)」でも大丈夫です。
統合版では効果時間に「infinite」が使えないので、最大の数字で設定すると1000000秒=約277時間、効果が続きます。効果が切れる10秒前になると、画面がチカチカと明滅します。

Java版と同じく牛乳入りバケツの使用、ゲーム中にキャラクターが死亡するなどで効果が消えます。
効果が消えたときはもう一度コマンドを使うか、本記事でも紹介しているコマンドブロックを使う方法へ切り替えましょう。
一緒に覚えると便利なコマンド
統合版では、効果の指定はなく、ステータス効果を消すコマンドで一括消去されます。敵Mob・ウィッチから複数のポーションを投げられた時にも便利ですね。
ステータス効果を消す
/effect @a clear
コマンドブロックで、無限暗視エフェクト装置を作ろう!
効果が消えた時にコマンドをかけ直すのがめんどくさい!という人は、コマンドブロックを設置して、自動でかけなおしてくれる装置を作りましょう。
使うブロックは1つだけなので、簡単ですよ。
無限暗視エフェクト装置【マイクラJava版】
コマンドブロックに、「全プレイヤーに暗視効果をつける」コマンドを設定します。
Java版では、「infinite」の値が使えるため、コマンドブロックの動作も少なくてすみます。
この装置が便利なのは、マルチプレイの場面でしょう。後からマルチプレイに参加したり、プレイヤーの死亡タイミングがバラバラであっても、ほぼ自動で暗視効果がつけられます。
「チートの許可をON」にして、コマンドブロックを手に入れる
まず最初に、インベントリにコマンドブロックを用意します。クラフトやクリエイティブ用のインベントリでは手に入らないので、コマンドを使って直接呼び出します。
ワールドを作るところから始める場合は、以下の記事を参考にしてみてください。コマンドブロックの紹介も載っています。

既にプレイしているワールドの場合は、チート(コマンド)を使えるように設定が必要です。また、進捗が獲得できない状態になってしまうので注意してください。
Java版の場合
1.「設定」画面の「LANに公開」ボタンを押す
2.表示された画面で「チートの許可:オン」にして、「LANワールドを公開」ボタンを押す

3.セキュリティ関連の表示が出ることがあるが、「許可する」を押す
4.一時的にチートがONになる(一度終了した場合は設定のやり直しが必要)
ワールドのチート設定がONになったら、コマンドを使ってコマンドブロックを入手します。
コマンドブロックを手に入れるコマンド
java版:/give @s minecraft:command_block

インベントリにコマンドブロックがあれば成功です。

コマンドブロックに、暗視エフェクトのコマンドを設定する
設置したコマンドブロックを使うと、設定用の画面が開きます。文字の打ち間違いに気を付けてくださいね。

コンソールコマンド | effect give @a night_vision infinite 0 true |
---|---|
左下ボタン | リピート |
中央ボタン | 無条件 |
右下ボタン | 常時実行 |

コマンドの設定が成功すると、動作したコマンドブロックが暗視効果をつけてくれます。
効果時間が「infinite」で常に最大になるため、暗視効果が消えない限り再発動はせず、メッセージも表示されません。
コマンドブロックがいつでも動くように設定する
通常ではコマンドブロックから離れると、動作が止まってしまいます。止まるのを防ぐために、もう一つコマンドを打ち込んでおきます。
コマンド「forceload」は、チャンク単位で実行されます。チャンクの指定方法は数種類ありますが、今回はコマンドブロックが範囲から外れないように、コマンドブロックの座標(X:-96 Z:-42)を使います。
また、柱状に範囲が設定されるため、すべてのY座標が範囲に入ります。Y座標の入力は必要ありません。
指定した座標(X:-96 Z:-42)を含むチャンクを、常時動かすコマンド
/forceload add -96 -42 -96 -42
※Java版のみ

座標は自分で調べる方法もあります。コマンド入力中に現在値を表示してもらえるので、コマンドブロックの上に立って、表示された座標を打ち込めば確実です。

画像のようなメッセージが出れば成功です。装置が完成しました!
無限暗視エフェクト装置・【マイクラ統合版】
統合版でも、Java版と手順は変わりません。コマンドブロックでの装置づくりと、離れても動作させるためのコマンドを設定します。Switchやスマホもこの作り方で大丈夫です。
コマンドブロックの設定もコマンドも、Java版とは違うので、ごちゃ混ぜにならないように気を付けてください。
「チートの実行をON」にして、コマンドブロックを手に入れる
Java版の時と同じく、通常では手に入らないコマンドブロックを手に入れるために、コマンドで呼び出します。コマンドを使えるように「チートをON」にしておきましょう。
「チートをON」にすると、実績が獲得できなくなります。注意してください。
1.「設定」画面の「チートの実行」ボタンをONにする

2.実績に関する注意が表示されるので、確認して「続ける」を押す
コマンドを使える環境が整ったら、早速コマンドブロックを手に入れます。
コマンドブロックを手に入れるコマンド
統合版:/give @s command_block

インベントリにコマンドブロックがあれば成功です。

コマンドブロックに、暗視エフェクトのコマンドを設定する
手に入れたコマンドブロックを適当な場所に置いて、使用します。専用の画面が表示されるので、各項目を設定しましょう。

コマンド入力 | effect @a night_vision 40 0 true ※40=効果時間40秒。 |
---|---|
ブロックの種類 | リピート |
条件 | 無条件 |
レッドストーン | 常時実行 |
ティックの遅延 | 600 ※単位が「ティック(1/20秒)」であることに注意 |
今回の設定は「30秒(=600ティック)ごとにコマンドをかけ直す」ようにしてあります。
コマンド入力部分が「40秒」となっているのは、チカチカしはじめる残り時間10秒時点までにかけ直すためです。
コマンドブロックがいつでも動くように設定する
コマンドブロックから離れても動作させるために、Java版では「forceload」コマンドを使いましたが、統合版の場合は「tickingarea」コマンドを使います。
こちらも、柱状に範囲が設定されるため、すべてのY座標が範囲に入ります。
コマンド入力のルール上、Y座標を設定しますが、数値は0以外でも大丈夫です。
指定した範囲(現在地を基準にX:-10、Z:-10、X:+10、Z:+10)を、常時動かすようにするコマンド
/tickingarea add ~-10 ~0 ~-10 ~10 ~0 ~10
※統合版(Switch、スマホ・タブレット含む)のみ

コマンドを入力して、以下のようなメッセージが出れば成功です。ブロックよりも広めの範囲で設定したので、小規模な自動化装置を一緒に置いても便利ですね。

統合版の装置も、これで完成しました。
一緒に使うと便利なコマンド
リピート型のコマンドブロックは、勝手に動作を続けてくれる便利な装置です。一方で、毎回メッセージが表示されると少し邪魔になります。
他にコマンドブロックを置いていないなど、必要なメッセージがなければ、メッセージの表示をコマンドで止めておきましょう。
コマンドブロックからのメッセージ出力をやめる
/gamerule commandblockoutput false
※Java版も統合版も同じ
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