こんにちは!Tech TeacherのKids Blog編集部です。
大人気ゲーム『マインクラフト』に興味があるお子さんをお持ちの保護者の方で、こんなお悩みはお持ちの方はいませんか?
「子どもがマインクラフトをプレイするのは危険?」
「子どもにマインクラフトをやらせて大丈夫?」
そんなお悩みを持つ保護者の方に向けて、「マインクラフトが危険だと噂される理由」「マインクラフトの魅力と教育的効果」について紹介します。
結論から言うと、マインクラフトはたしかに注意が必要なポイントもあるゲームですが、上手に管理すれば危険は少なく、魅力的なゲームです。
ぜひ最後までお読みください!
マインクラフトが危険だと噂される3つの理由
マインクラフトが危険なゲームだと噂されるのには、主に以下の3つの理由があります。
- 攻撃的な描写がある
- オンライン環境でトラブルが起きる可能性がある
- 中毒性・依存性が高い
それぞれの理由について、実態を解説していきます。
攻撃的な描写がある
マインクラフトが危険だと噂される理由に、「攻撃的な描写」の存在があります。
たしかにマインクラフトには、ゾンビやスケルトンといった敵キャラクターを攻撃したり、食料を得るために動物を攻撃したり、あるいは他プレイヤーを攻撃したりといったアクションがあります。
保護者の視点からは「暴力的な描写のあるゲームはやらせたくない」と考える方が多いでしょう。
しかし、マインクラフトはそもそも建築や探検といった要素が中心のゲームです。
マインクラフトの世界観はファンシーに作られているため、攻撃によって血が出るといったグロテスクな描写がある訳ではありません。
暴力的と思われる方もいるかもしれませんが、実際にプレイ画面を見てみれば、暴力行為を助長するようなゲームではないことが分かるでしょう。
また、マインクラフトには、主にクリエイティブモードとサバイバルモードという2つのモードがあります。
攻撃的な描写が含まれるのはサバイバルモードだけなので、避けたい方はクリエイティブモードに設定をすれば安心です。
オンライン環境でトラブルが起きる可能性がある
マインクラフトでは、インターネットを経由すれば離れた場所にいる相手とも、マルチプレイで遊ぶことができます。知らない人と繋がってしまうのは怖いですよね。
他のプレイヤーとトラブルになったり、何かの事件に巻き込まれるのではないか、と不安な方も多いようです。
たしかに、中には建築物を破壊してまわる「荒らし」と呼ばれる行為を行うプレイヤーや、不適切な発言をしたり、現実世界で会うことをほのめかしたりするプレイヤーもいます。
こうした点では、他のオンラインゲームと同じように、トラブルに発展するリスクがないわけではありません。
しかし、マインクラフト内には悪質なプレイヤーを通報したりブロックしたりする機能があり、運営側できちんと対策が実施されています。
完全に心配がないわけではありませんが、遊ぶ側の注意や保護者の方による管理の仕方次第で、こうしたリスクの排除は十分に可能です。
中毒性・依存性が高い
マインクラフトにはプレイヤーを惹きつける要素が多くあるため、中毒性の高さを指摘する人もいます。
自由度の高いゲーム性や無限に広がる世界観が魅力のマインクラフトにおいて、中毒性や依存性の高さは心配になるでしょう。
たしかに、マインクラフトに熱中する子どもが多いのは事実です。マインクラフトに没頭するあまり、勉強が疎かになる、体調を崩したり目が悪くなったりする、といった点を心配する保護者の方も多いでしょう。
しかし、それだけ子どもたちが夢中になれることは素晴らしいことです。うまく活用すれば、お子さんの成長につなげることも可能でしょう。
マインクラフトを安全に楽しむために気を付けること
マインクラフトが危険だと言われるのには理由があります。しかし、そうした危険性があるから子どもにマインクラフトをやらせるべきではない、と簡単に決めつけることはできません。
後にご紹介するように、マインクラフトには多くの魅力や教育的効果もあるため、上手に活用すれば大きなメリットも得られます。
ここでは、マインクラフトを安全に楽しむために気を付けることを3つご紹介します。
オンライン環境の安全性を確保する
マインクラフトの危険性として、オンライン環境でのトラブルのリスクを指摘する声がありました。
一番大切なポイントは、学校の友人などの信頼できる相手とだけ遊ぶ、というルールの設定です。不特定多数の相手は実際に対面していないため、素性も分からずリスクが高いものです。
遊ぶ相手を学校の友人に限定すれば、事件に巻き込まれるリスクは排除できるでしょう。悪質な行為や不適切な発言をしない、パスワードや重要な情報を開示しないなど、子どもと話し合ってルールを設定することも大切です。
オンライン環境では、セキュリティに関する様々なリスクにも注意しなければなりません。コンテンツのダウンロードは信頼できるサイトからに限定する、IDやパスワードを厳重に管理するなど、子どもでは判断、対応できないこともあるため、保護者の方がきちんと管理してあげましょう。
時間制限ルールを設定する
マインクラフトは魅力的なゲームで、熱中する子どもは沢山います。中毒性や依存性が心配な保護者の方も多いでしょう。
熱中し過ぎて勉強をしなくなる、長時間の画面の見過ぎで目が悪くなる、といったリスクを避けるためにも、時間制限のルールを設定しておくと良いでしょう。
子どもと話し合い、1日1時間まで、といったルールの設定をおすすめします。学業との両立をしたい場合は、宿題をきちんとやってからといったルールも検討してみると良いでしょう。
マインクラフトの魅力と教育的効果
マインクラフトについては危険性を心配する声がある一方で、魅力や教育的効果を高く評価する声も多数あります。ここでは、マインクラフトの魅力と教育的効果について解説します。
マインクラフトの最大の魅力は、その自由さにあります。すべてがブロックで作られた広大なフィールドを冒険したり、巨大な家や城を建てたり、自由な楽しみ方ができるのがマインクラフトの魅力です。
最近では、マインクラフトの教育的効果も大きく期待されています。
ブロックを組み合わせた建築による創造性や問題解決能力、友だちとのマルチプレイで共同作業を行うことによるコミュニケーション能力や協調性といった様々な能力を養うことができるという点で、教育にも役立つのがマインクラフトの魅力です。
マインクラフトを用いたプログラミング教育も盛んになっています。プログラミング教育の必修化や、ITの需要の高まりをふまえ、子どもにプログラミングを習わせてみたいと考えている保護者の方も少なくないでしょう。
マインクラフトを使って勉強できるため、子どもはゲームを楽しみながらプログラミングの基礎的な考え方を学べます。ITの需要が高まる昨今、早いうちからプログラミングに触れておくことで、将来の選択肢が広がるといった大きなメリットもあるでしょう。
マインクラフトはうまく活用すれば危険ではない
本記事では、マインクラフトが危険だと噂される理由を解説しました。
マインクラフトについては、暴力性のある描写やオンライン環境でのトラブル、中毒性や依存性を指摘する声もあります。
しかし、保護者の方がきちんと子どもと話し合い、ルールの設定やセキュリティ対策を施せば、そうしたリスクの回避は十分に可能です。
マインクラフトには多くの魅力や教育的効果もあるため、危険性があるからと一方的に禁止したりせず、危険性を回避するためにサポートしながら、子どもの自主性にゆだねることも大切です。
お子様のサポートに不安が残る保護者の方は、Minecraft学習の家庭教師「Tech Teacher」にお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。