プログラミング言語

小学生のお子様がマインクラフトで楽しみながらプログラミングを学ぶ方法

大人気ゲーム『マインクラフト』に夢中なお子様を持つ保護者の方。

「ゲームばかりやっていてウチの子大丈夫かな?」「プログラミング教育が小学校で始まったみたいだけど、家庭学習しなくていいのかな?」という2つの悩み、同時に解決して見せましょう!

マインクラフトでプログラミングが学べるという話を聞いたことがあるでしょうか?

本記事はマインクラフト×プログラミングという、お子様にとっても保護者の方にとっても魅力的な話をさせていただきます。

マインクラフトについて

マインクラフトというゲームの概要はご存知の方も多いでしょうし割愛します。(ご存知でない方は是非お子様に聞いてみてください!)

実はマインクラフトにはさまざまなシリーズがあり、2021年8月現在のマインクラフトシリーズには以下のようなものがあります。

既に購入されている方はシリーズの把握を、未だ購入されていない方はこちらを参考にマインクラフトを選んでみてください。

Minecraft

Minecraft Dungeons(アドベンチャー的側面が強い)

Minecraft: Story Mode(RPG的側面が強い)

Minecraft: Education Edition(教育的側面が強い)

その中で一番売れているのが“Minecraft”です。これからマインクラフトと本記事で述べるのは全てこの“Minecraft”を指します。(おそらくお子様がやっているのも“Minecraft”です。)

現行のマインクラフトには2つのバージョンがあり、Java Edition(Java版)統合版(BE版とも呼ぶ)があります。

基本的なゲーム内容は同じですが、同じマインクラフトでも細かい違いがあるので、Java版と統合版の違いについて述べていきます。

Java版

マインクラフトのオリジナルです。プログラミング言語のJavaで開発された経緯から、『Java Edition(Java版)』と呼ばれています。

メリット

・アップデートが統合版より速い

・ユーザーの自作スキンに対応している                       →スキンとは自分のビジュアルのことです。Java版ではユーザー自身が作ったスキンを自キャラに適用させることができます。

・自作“MOD”に対応している                        “MOD”とはマインクラフトの世界を改造して、より便利にプレイするために使用するツールのことです。パフォーマンスの向上、アイテムの整理整頓、新しい武器の制作など、ゲームをやりやすくするものから、ゲーム内容をカスタマイズするものまで、さまざまなものがあります。                                   →やり込んでいくとどんどん「こうなったら便利なのに…。」という気持ちがお子様に芽生えてきます。Java版ではこの改造の際に使用する“MOD”を自作して導入することができます。また世界中の人が作ったMODが無料で公開されています。しかし公式のアドオンではないので、リスクもあることを理解したうえで使いましょう。

Java版でMODを使う際には以下の方法がおすすめです。

・Scratchでプログラミング
「Minecraft Forge(マインクラフト フォージ)」・「Raspberry Jam MOD(ラズベリージャムモッド)」のインストールをした後、マナビバさん提供の特別なバージョン(https://manaviva.github.io/scratch-gui/)と連携すると、MakeCodeに近い形のプログラミングができます。
・Pythonでプログラミング
Scratchと同様「Forge」と「Raspberry Jam mod」インストールして使います。
・Luaでプログラミング
「Computer Craft Edu」というMODを入れて、Lua(ルア)という言語でプログラミングができる環境を作ります。巨大建築物を一瞬で作ってくれる優れものです。
※Java版は環境設定がやや難しいので、保護者の方がやってあげましょう。

デメリット

・対応機種(プラットフォーム)が少ない                      PCのWindows、Linux、MacOSのみに対応していて、スマホやSwitchやPSシリーズでは使えません。またPCのスペックがそのまま操作性にあらわれ、公式HPによるPCの推奨スペックは以下の通りです。

CPU:Intel

Core i5-4690 3.5GHz / AMD A10-7800 APU 3.5 GHz もしくはこれと同等の CPU

GPU:OpenGL

4.5 対応 GeForce 700 シリーズまたは AMD Radeon Rx 200 シリーズ(統合チップセットを除く)

メモリ:8GB

ストレージ:4GB(SSD推奨)

・クロスプレイがしづらい                             同じJava版としかクロスプレイができません。そのため上記の「対応機種が少ない」というデメリットに付随してクロスプレイがしづらいというデメリットが生じます。

統合版

過去に移植(他のプログラミング言語で作成)されたマインクラフトをひとまとめにしたエディションで、正式には『Bedrock Edition(BE版)』と呼ばれています。

メリット

・対応機種(プラットフォーム)が多い                     →Windows 10、iOS、Android、Xbox One、Nintendo Switch、PlayStation 4、Fire Devices、Oculusといった多様な機種に対応しています。また機種そのもののスペックがあまり高くなくても比較的快適にプレイできます。

・クロスプレイに向いている                            同じ統合版としかクロスプレイができません。Java版とは逆で、上記の「対応機種が多い」というメリットに付随してクロスプレイがしやすいというメリットが生じます。

デメリット

・アップデートがJava版より遅い

・ユーザーの自作スキンに対応していない                    Java版とは異なり自作のスキンは使えませんが、代わりに元のマインクラフトの世界にある素材から簡単なスキンを選んで使えます。

・自作“MOD”に対応していない                          →統合版でもMODを絶対に導入できないわけではないのですが、Java版に比べるとやはりカスタマイズの幅は狭いと言えます。

結論エディションを選択する際のポイントは…

難しい説明もしましたが、以下の2点を意識してください。

・お子様(並びにクロスプレイするお友達)の使用機種

→Java版:MacOS、Linux +Windows

統合版:PC以外 +Windows

・お子様のやり込み具合

→Java版:MODやスキンにも拘る

統合版:手軽に始める

小学生にとってのマインクラフトの教育的価値

マインクラフトは遊び方が自由なので、小学生のお子様から大人まで、楽しく遊べます。

そこが人気の理由ですが、プログラミング学習の教材として使うからには教育的な意義や教材としての価値が必要ですよね。

これからマインクラフトのプログラミング教材としての長所を述べていきます。

操作が簡単

PC向けマインクラフトは、片手がキーボード・片手がマウスでの操作が基本です。Wキーが前進、Sキーが後退、スペースキーでジャンプ…など、簡単な操作で遊べるので自然にお子さんがPCに慣れることができます。

冒険も建築もできる!

マインクラフトには2つのゲームモードがあります。

サバイバルモード

体力と空腹のゲージがあります。冒険・戦いをしながら素材を集めて生き抜いていきます。死ぬこともしょっちゅうです。

クリエイティブモード

あらゆる素材を使った製作や実験を自由にすることができます。家、町、ビル、鉄道、都市、テーマパーク…創造力を無限に拡げて作っていくことができるので夢が拡がります。死なないので安心です。

どちらのモードで始めても、途中でモード変更ができます。つまり多様なスタイルでプレイできるので、ゲーム内にお子様が学ぶための様々な側面を有しています。

マインクラフトは遊ぶだけでも学びが多い

ゼロから手作り

マインクラフトでは、道具・武器・住まいなどをすべて自分でクラフトします。

例えば必須アイテムのベッドを作るには、「羊を探してハサミで羊毛を刈り取る」「指定の木を伐採し板を作る」を組み合わせなければいけません。もちろん道具の斧やハサミも、木や石で作るところから始まります。

採取に必要な道具が決まっていたり、組み立てるルールや手順があったりするので、自然とものづくりの方法を学べます

座標の知識が拡がる

ワールドには座標があり、常にプレイヤーである「自分」がどこにいるかを3次元で知ることができます

回路も学べる

マインクラフトにはレッドストーンという回路を作るアイテムがあります。これで、論理回路やメモリ回路などさまざまな回路を組むことが可能です。

回路の組み合わせで自動ドアやエレベーターだけでなく、計算機や基礎的なコンピューターを作ることもできます。

シングルプレイとマルチプレイ

マインクラフトには、シングルプレイとマルチプレイがあります。

シングルプレイは一人で、マルチプレイでは、他のプレイヤーと同じワールドで遊べます。

マルチプレイは仲間と一つのワールドに住んで、一緒にモンスターと戦ったり、都市をつくったりできるので、楽しみが拡がります

マルチプレイをするためには、自分でサーバーを持つか、友達のサーバーに入れてもらうか、公開サーバーに入るかのどれかを選びます。

公式HPにも、公開サーバーRealmsがあります。サーバーの所有は有料です。

無料版を使ってみよう

PC向けには無料版があり、公式HPからダウンロードすることができます。どんなゲームかを知るだけでなく、自分のPCで動作するかどうかを確認しましょう。

親子で楽しく、ルールを決めて

マインクラフトに限らず、お子さんにゲームをさせるときはルールを決めて始めることが大切です。

しかし、ルールは一方的に保護者が決めるものではありません。曜日を決める、勉強を〇時間やったらゲームを◇時間してよい、公開サーバーでマルチプレイをするときは親子で確認し合うなど、各ご家庭に合ったルールを一緒に作りましょう

マインクラフト×プログラミングのメリット

実用性が高い

プログラミング教育というと、”Hello World”のようにゼロから学ぶことが多いですが、マインクラフトでは、自分のワールドの中で大きな建築物を一瞬で作るといった、ゲームを効率的に進めるのにプログラミングを使います。これにより実践的でダイナミックなプログラミングを学ぶことができます。

想像性を育む

マインクラフトには、ゲームの設定やアイテムの状態などを変更できるコマンドがあり、短いコマンドを入力するだけで、テレポートしたり、ゲーム内の時間を変えたりしてゲームの進行を少しだけ変えられます。

コマンド入力に慣れると、プログラミングでやってみたいことのイメージがふくらみます

プログラミングの意義

コマンド入力は、簡単なことならいろいろ命令できますが、複雑な建物を一瞬で作ったり、ものを動かし続けたりすることはできません。このようなことをするために、プログラミングを導入します。

つまりマインクラフトで、プログラミングとは自分の生活や日々を豊かに、便利にするものであるということを学ぶことができます。

※マインクラフトそのものには、プログラミングをする機能はついていません。MODなどの外部ソフトウェアと連携させることでプログラミングができるようになります。

【番外編】教育版の「Minecraft:Education Edition」でプログラミング無料体験

手っ取り早くマインクラフトのプログラミングを体験するなら、Minecraft:Education Editionがおすすめです。MakeCodeやTynkerがはじめから組み込まれているからです。

通常、教育機関向けのアカウントでないと試用・購入ができませんが、「Hour of Code」と呼ばれる1時間のコード体験なら無料ですることができます。

プログラミングの家庭教師『Tech Teacher』

Tech Teacher
マインクラフトでお子様がプログラミングに興味を持ったら家庭教師をつけてみませんか?

本Blogを運営するTech Teacherは、プログラミングを学びたいお子様一人ひとりに最適化された形の完全マンツーマン指導を提供します。

マインクラフトでもっと複雑なものを作りたい!
プログラミングが楽しいから本格的にプログラミング言語を学んでみたい!

といったお子様のご要望に合わせてオリジナルのカリキュラムを作ることが可能です。

一人ひとりに最適化された完全マンツーマン指導を提供

完全マンツーマン指導

集団授業は周囲の生徒に進度を合わせる必要があったり、雰囲気に呑まれてしまったり…といったお悩みが多くあります。

完全マンツーマン指導ならプログラミングに没頭することができます。

決められたカリキュラムやコースがない

カリキュラムやコースが決められていると、教材の難易度が合わなかったり、やりたいことができなかったりといったお悩みがあります。

Tech Teacherでは、あえてカリキュラムやコースを用意せず、小学生のお子様の性格・目的・プログラミング経験などに合わせて講師や指導を調整します。

ご家庭様の負担を最小限にする柔軟なシステム

Tech Teacherは家庭教師形態のサービスであるため、例えば以下のような柔軟な対応が可能です。

オンライン/オフラインの選択が可能(送迎の必要なし!)

スケジュールを固定にする必要なし!不定期にすることが可能

月ごとに授業の頻度を変更することが可能

以下のボタンからさらに詳しい情報をご覧いただけます。

まとめ

マインクラフトは世界中の子供に大人気のゲームでありながら、教材としても優れていることをご理解いただけたでしょうか。

実生活や身近な興味のあるものに根ざした学習は子供達の意欲を掻き立て、学ぶことが好きになるきっかけになってくれます。

マインクラフト×プログラミング学習でお子様の学習をより楽しいものに。そして、Tech Teacherがその一助となれたら幸いです