こんにちは。Tech TeacherのKids Blog編集部です!
大人気ゲーム『マインクラフト』に興味があるお子さんやその保護者の方で、このようなお悩みはありませんか?
「マイクラってどんなゲーム?」
「マイクラはなぜ子どもから人気があるの?」
そのようなお悩みをお持ちの方に向けて、本記事では「マイクラでできること」「マイクラに子どもがハマる理由」についてご紹介します。
本記事を読むと、子どもがマイクラにハマる理由やマイクラでプログラミングが学べることも分かります。
ぜひ最後までお読みください!
【マイクラはどんなゲーム?】マイクラでできること
ここでは、マイクラでできることを紹介します。
マイクラとはそもそもどのようなゲームなのでしょうか。
マイクラは、ブロックを組み合わせて作られた世界を冒険し、一から自分だけの世界を作り上げる、目的や縛りのない自由なゲームです。
マイクラはブロックの世界を生きるゲーム
マイクラは、ブロックで構成された無限の世界を生きるゲームです。
土や木、石などすべてがブロックで作られた世界で、プレイヤーはブロックを壊したり置いたり、複数のブロックを組み合わせて道具を作ったりしながら生活します。
砂場で砂を使って自由に遊ぶ様子と似ていることから、「サンドボックス」型のゲームとして知られています。
子供から大人まで広く楽しめるマイクラは世界的に大きな人気を集めており、「世界で最も売れたゲーム」としても知られています。
最近では、マイクラは単なるゲームではなく、教育的な効果もあるコンテンツとして注目されています。
計画性や論理的な考え方、創造性が養われると評判で、一部ではすでに教材としても利用されているゲームです。
決まりのない自由な遊び方が魅力
「ブロックでできた無限の世界を生きる」というシンプルなゲーム性がマイクラの最大の魅力です。
マイクラには特定のゴールや時間制限がありません。
操作方法についての簡単な説明は確認できますが、初歩的なチュートリアルさえありません。
ゴールや縛りがほぼないため、プレイヤーは試行錯誤しながら自由な時間を過ごすことが可能です。
マイクラには主に2つの基本的なゲームモードで遊びます。
自由にブロックを使って建築を楽しむ「クリエイティブモード」、ゲームの世界で様々な障害を乗り越えて生活する「サバイバルモード」がそれにあたります。
「クリエイティブモード」は、何も無いまっさらな空間で一から建築を楽しめるモードです。素材を集めて道具や武器を作ったり拠点を建築したり、神殿を探検したり村人と交流したりと、試行錯誤しながらブロックの世界で生活できます。
「サバイバルモード」は、モンスターに襲われたり空腹になったりと、様々な困難の中で生き抜くモードです。一応のゴールとしては、エンダードラゴンというラスボスを倒すことがあります。
しかし、それに取り組まずにサバイバル生活を楽しむのもOKという自由さがマイクラの魅力です。
ゲームモードについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
【マイクラはどんなゲーム?】子どもがハマる理由3選
マイクラは大人でも楽しめるゲームとして人気ですが、特に子どもたちの間で大きな人気を集めています。
マイクラに子どもたちがハマるのには、次の3つの理由があります。
・ゲームの自由度が高い
・ネット上のコンテンツが豊富
・コミュニケーションツールになる
詳しく見ていきましょう。
ゲームの自由度が高い
マイクラの自由度の高さは、子どもたちにとって嬉しいポイントの1つです。
マイクラでは自分で遊び方や目標を決め、考えながら実行していく楽しさを体験できます。
子どもたちがマイクラにハマるのは、「こうしなければいけない」というルールや制約がなく、子どもならではの自由で柔軟な発想を活かせるからなのです。
人気があり、ネット上のコンテンツが豊富
ネット上にコンテンツが多いのも、子どもたちがマイクラにハマる理由です。
マイクラは「世界で最も売れたゲーム」として知られており、ユーザーが多いゲームです。そのため、ネット上にコンテンツを発信しているユーザーもたくさんいます。
Youtubeでのプレイ動画や攻略情報サイトのように、子どもたちが楽しめるコンテンツが豊富にあります。コンテンツを閲覧するだけでなく、自分のプレイの参考にしたり自分でも情報発信したりといった楽しみ方ができるのもマイクラの魅力です。
コミュニケーションツールになる
子どもたちにとって、マイクラは一種のコミュニケーションツールにもなりつつあります。
マイクラはマルチプレイに対応したゲームです。
友だちと一緒に世界を冒険して生活したり、友だちの作った世界を見物したりといった楽しみ方ができるのもマイクラの大きな魅力です。
友だちと一緒にマイクラをプレイすることは、子どもにとって大切な協調性にもつながります。
コミュニケーションをとりながら役割分担して作業を進めたり、次にどうすべきかを話し合ったりと、ゲーム内に限らず大切な協調性が育まれることが期待できるでしょう。
もちろんマイクラは、友だちだけでなく家族でも一緒にプレイできます。
家族内でのコミュニケーションツールとしても魅力的なマイクラを、ぜひ家族でプレイしてみてはいかがでしょうか?
【マイクラはどんなゲーム?】プログラミングが学べる
マイクラが最近注目されている理由の1つが、教育的コンテンツとしての役割です。
最近では、国も協力して「教育版マインクラフト(Minecraft: Education Edition)」の活用も進められています。
マイクラは単なるゲームの枠に留まらず、教材として使われ始めているのです。
中でもプログラミング学習への貢献は、マイクラが教育に役立つコンテンツとして期待されている理由の1つです。
近年、ITへの期待の高まりからか、子どもへのプログラミング教育が注目されています。
しかし、プログラミングは難しく、子どもが飽きてしまうのではないかと懸念している方も多いでしょう。指導にも専門的なスキルが必要なため、なかなか手を出せない家庭も多いはずです。
マイクラを使えば、ゲームをしながら楽しくプログラミングに触れられるため、子どもでも飽きずに学習を続けやすくなります。
作ったプログラムを実行すると実際にゲーム内で変化が起こるため、プログラミングの達成感を得やすいのもポイントです。
子どもたちにとっては「マイクラを使ってプログラミングを学ぶ」のではありません。
「マイクラをもっと楽しむためにプログラミングを使う」ことで、より関心をもってプログラミング学習に取り組めるのです。
プログラミングと言っても、いきなり本職のエンジニアが扱う専門的なプログラミング言語を学ぶ訳ではありません。
ゲームに対して文字で指示を与える「コマンド」から始めて、動作やアイテム名を組み合わせてプログラムを作る「ビジュアルプログラミング言語」を導入するなど、遊びながらプログラミングの基礎に触れていくことができます。
マインクラフトでのプログラミング学習について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
【マイクラはどんなゲーム?】まずはSwitchから!
マイクラの教育効果に着目している方も多いかもしれませんが、まずは子どもにゲームとしてのマイクラを楽しいと思ってもらえなければ始まりません。
マイクラは、以前はPCでプレイするのが一般的でしたが、最近ではニンテンドーSwitchでも発売されています。
もちろん、PC版の方がより高度なプログラミング学習ができるのはたしかですが、まずはSwitch版でマイクラの世界を楽しんでもらうのが大切です。
Switch版のマイクラでもコマンドを使った簡易的なプログラミング体験はできるため、特に小学校低学年のお子さんはSwitchから始めるのがおすすめです。
Switchでの遊び方はこちらの記事をご覧ください。
本格的なプログラミングを想定するならば、PCの操作にも早目に慣れておきたいところです。
小学校高学年のお子さんであれば、いきなりPC版から始めてみるのも良いでしょう。
マイクラを楽しもう!
マイクラは、ブロックでできた世界を楽しむゲームです。
冒険したり建築したり、自由な発想を存分に発揮できるゲームとして人気です。
コンテンツの豊富さやコミュニケーションツールとしての利用など、子どもがハマる要素がたくさんあるだけでなく、教育への利用も注目されています。
プログラミング教育に関心のある親御さんは、マイクラを利用した学習をおすすめします。
まずは子どもにマイクラを楽しんでもらい、ゲームの延長としてプログラミングにも興味を持ってもらいましょう。